この記事の内容
- プログラミングの独学に必要なものが分かる
- 自分のスタイルに合わせて考えることが大事であることが分かる
この記事を書いている私は、業界歴が10年を越えたシステムエンジニアです。
今回は、『プログラミングを独学で覚えるときに必要になるもの』について、記事にしてみました。
プログラミングに興味があるって方にぜひおすすめの記事になります。ぜひご覧ください。
プログラミングの独学に必要なものとは
プログラミングの独学に必要になるものは、下記のとおりです。
- プログラミングを学び、どうなりたいかの具体的なイメージ
- パソコン
- インターネット環境
- 書籍
- 学習サイト
- プログラミングスクール
上記のとおりです。
以降で具体的に説明していきます。
必要なもの①:どうなりたいかのイメージを持つ
まずプログラミングを学ぶ前に、『プログラミング学び、どうなりたいのか』ということを考えることが大切です。
なぜならば、自分の方向性によって進め方が決定してしまうからです。
例えば、ただの趣味としてプログラミングを始めてみようという人もいると思いますが、プログラミングを仕事として頑張って行こうと考えている人もいるといます。
そして趣味でも仕事でも良いのですが、どんなソフトウェアやサービス、システムを作りたいのかをイメージをしましょう。
そして、どんなプログラミングを言語を学ぶ必要があるのかを事前に考えておく必要があります。
プログラミング言語といえど、いろいろな種類がありますので、よく考えておくとよいでしょう。
超初心者なので、何もかも分からない。。。
とはいえ、初心者の方はなかなかイメージを持つことが難しい場合もあると思います。
そんな場合には、むずかしく考えず、『とりあえずやってみる』でOKです。
ある程度最初のうちからイメージができていれば、進みたい方向に最短距離で進むことができますが、そう上手くいく人はなかなかいませんからね。
普通の人生を考えてみても、いろいろまわり道をしながらみんな少しづつ進んでいっているものです。とりあえずやりながら考えてみることで良いと思います。
必要なもの②:パソコン
次に必要なものはなんといっても、『パソコン』になります。
これがないと話になりませんね。
プログラミングは『実際にやってみる』ということが非常に大事です。
どんなに本屋や動画、セミナーなどで勉強したとしても、実際にやってみると全然できない場合が多いです。なので、学びつつ実際にやってみるためにものパソコンは必須になります。
そこまで特別なパソコンは必要ありません。
処理性能の高いパソコンが必要なの?って疑問が出てきそうですが、必ずしも高スペックのパソコンが必要というわけではありません。
今現在はどのパソコンもそれなりの性能を有していますので、超エントリークラスのパソコンでない限り、全然問題ないと思います。
CPUとメモリぐらいはこだわってみたほうが良いですね。
ざっくりですが、これから新しくパソコンを買うのであれば、最悪でも下記ぐらいのスペックがあったほうが良いかと思います。
推奨CPU
下記の表のスタンダード以上のCPUがほしいところ。
Intel | AMD | |
ハイスペック | Core i9、Core i7 | Ryzen 9、Ryzen 7 |
スタンダード | Core i5 | Ryzen 5 |
エントリー | Core i3、Pentium、Celeron | Ryzen 3 |
推奨メモリ
こちらは、8G程度は欲しいですね。4Gでも問題なく動きますが。。
WindowsとMacはどっちがいいの
結論ですが、どちらでも大丈夫です。
プログラマーの世界だと、Macが多く使われているイメージがあるかと思いますが、全然Windowsでも問題ありません。
というか、Windowsのほうが良かったりします。
なぜならば、使い慣れたパソコンが1番だからです。どんなに優れた武器を持っていたところで、使いこなせられなければ意味がないからです。
また、Windowsでしか使えないアプリケーションなどもあったりしますので、一概にMacが良いとか、Windowsが良いとかはいえないのです。
繰り返しになりますが、自分のスタイルに合ったパソコンを選ぶと良いでしょう。
必要なもの③:インターネット環境
これもパソコンと同じで、必須ですね。
ネットを使ってプログラミングの勉強をしたり、プログラミング中にエラーで困ったときなんかは、いろいろ調べてみたり、超必須です。
ちょっと余談ですが、これからますます『働き方』というものが変わってきます。Googleでは新型コロナによる在宅勤務を2021年6月末まで認める方針という話もあります。
今までも十分必須のインターネット環境ですが、今後は無いと生活していけないような世界が来るのだと思います。
月々の数千円をケチって効率の悪い生活を送るより、数千円払い豊かな生活を過ごし、その中で得た知識や時間をまた別のことに使うほうが絶対おもしろいですよね。
これも1つの投資と考えれば安いものです。
ネット環境は携帯電話のキャリアと合わせると割引などが効いておすすめです。
docomoユーザー:その名のとおり、「ドコモ光」がおすすめです。
SoftBankユーザー:こちらもその名のとおり、「SoftBank光」が良いです。
必要なもの④:書籍
プログラミングを学ぶことができる書籍はたくさん出まわっています。
自分に合う本を見つけることが大切ですが、本を選ぶときに大事なことが1つあります。
プログラミング言語を理解するということと、プログラミングを理解するということは異なるということです。
プログラミング言語はあくまでも言語であって、言語が分かれば問題なくプログラムを作成していけるというわけではありません。
初心者がプログラミングを始めるときには、『プログラムとは』というところから始めるとよいでしょう。プログラムとは何者かというものを掴んで、プログラミング言語を勉強していくほうが完全に良いです。
まずは、根本・全体を理解し、より具体的な『言語』に取り組んでいったほうが理解しやすいからです。
プログラムとは何者か、ということがある程度理解できている人は、この部分を端折ってしまうことは問題ありません。「プログラムが何者か全くわからん」という人は、ぜひ焦らず根本から捉えていってください。
あるといいもの①:プログラミング学習サイト
私がプログラミングを覚えようとしているときには、こんなものは無かったような気がしますが(あったのかな・・・)便利な世の中になりましたよね。
自宅にいながらプログラムを学ぶことができるのです。
プログラミングの学習サイトについては、別途記事を書いていますので、そちらの方もぜひご覧ください。
あるといいもの②:プログラミングスクール(オンライン)
もはや、独学ではありません(笑)
しかし、やはり効率面を考えると完全に違います。
具体的には下記がすばらしいです。
- 充実したサポート体制
- 人と絡むことでモチベーションを維持しやすい(挫折を防げる)
上記のとおりです。
プログラムでエラーが出るときの原因は、いろいろあります。それを初心者さんが1人で解決していくのは結構大変だと思います。
なので時間ばかりが過ぎてしまい、なかなか思うように進まないことも出てくるでしょう。
そんなときには、先生がいるプログラミングスクールは強いですよね。質問できますからね。
やはり十分な時間がとれないようなサラリーマンの方は、プログラミングスクールを考えてみると良いと思います。
単なるスペルミスが原因でプログラムが正しく動かず、数時間も費やしてしまったなんてことは「あるある」ですよね。。。