「赤ちゃんの写真を綺麗に撮りたいなぁ」 「赤ちゃんを撮影するために最適なカメラはどんなカメラかなぁ。」
こんな疑問を解決します。
もくじ
- 赤ちゃん撮影に最適なカメラを解説。
- カメラの基本として覚えておくべきこと。
この記事を書いている私はカメラ歴4年の、パパカメラマンです。 私も子供の写真を少しでも綺麗に撮りたいと、スマホから一眼レフへStepUPしました。
私の経験を踏まえ、赤ちゃんを撮影するのに最適なカメラをご紹介したいと思います。
赤ちゃん撮影に最適なカメラを解説します。
赤ちゃんを撮影するのに最適なカメラは、Sonyのα6000シリーズのミラーレスカメラです。
理由は次の通り。
- 瞳オートフォーカスが優れている
- APS-Cサイズのセンサー搭載
- ミラーレスなので軽量コンパクト
次から具体的に説明します。
瞳オートフォーカスが優れている。
瞳オートフォーカス(AF)とはその名の通りですが、自動的に瞳にピントを合わせてくれる機能になります。 こちらは一眼レフカメラには搭載されておらず、ミラーレスカメラに搭載されている機能になります。
この機能を利用することで、顔、そして何よりも目にピントが合うようになりますので、より正確に赤ちゃんの表情を捉えることができるようになります。
そしてこの瞳AFといえば、ソニーがNo.1です。
カメラといえばキヤノンやニコンといったイメージが強いのかもしれませんが、ミラーレスカメラで先を行っているのはソニーです。 そして技術のソニーだからか、瞳AFにおける精度は他のメーカーのものよりも定評があります。
APS-Cサイズのセンサー搭載。
まずセンサーとは何者かというと、レンズから入ってきた光を捉え電気信号に変換するものになります。 こちらは一般的にはサイズが大きい方が画質面では有利とされています。
APS-Cサイズのセンサーというと、一眼レフカメラに搭載されているセンサーの一般的なサイズになりますので、カメラデビューとなる初心者の方には必要十分なセンサーサイズになります。
スマホのセンサーサイズとは比べ物にならず、簡単に言うとスマホの約13倍の大きさのセンサーを搭載しています。 なのでそれだけ綺麗が写真を撮ることができるというわけです。
サイズの違いについてはこちらで解説していますので、気になる方はご覧ください。⇒センサーサイズごとのメリットとデメリット【カメラ選びの参考にしよう!】
ミラーレスなので軽量コンパクト
ソニーのα6000シリーズはミラーレスなので、軽量コンパクト設計になっています。
当たり前ですが、赤ちゃんは写真を撮ろうとしたときに、タイミングよく笑ったりはしてくれません。 なので、「シャッターチャンス!!」と思ったときに、すぐさま写真を撮れるようなコンパクトボディのミラーレスカメラは非常に重宝します。
素朴な疑問:コンパクトなら、コンデジでもよいのでは?
よくある疑問として、コンパクトを優先させるのであればコンパクトデジタルカメラでよいのでは?と思いがちです。
コンデジに比べるとコンパクト感は損なわれますが、ミラーレスカメラをお勧めします。
理由は、センサーサイズが大きいということもありますが、レンズを交換することができるからです。
私が初めてカメラを購入したときは、カメラ本体と標準ズームレンズがセットになっているものを購入してその時は大変満足していました。 しかし、そこからカメラの魅力にどんどんハマり、他のレンズも購入してしまいました。
きっとみんな同じ道をたどる気がします。。
また、子供が大きくなると保育園の発表会などのイベント事もあります。 そんな時なんかは望遠レンズでステージの上の子供を撮影したくなるもので、やはりレンズ交換できることがメリットになってきます。
コンデジの場合はレンズの交換ができないため、我慢するしかありません。
なので繰り返しになりますが、コンデジよりミラーレスがおすすめです。
カメラの基本として覚えておくべきこと。
よいカメラを手にしたとしても、思い通りの写真を撮れるわけではないので、最低限のカメラの基礎的な話を理解しておくことが大切です。
そんなに難しい話ではなく、次の2点を理解しておけばOKです。
- F値
- 焦点距離
詳しい話はそれぞれ次のとおりです。
F値とは
F値とは簡単に言うと、レンズの明るさを示すものです。 F2.8とか、F5.6、F8のように表現するのですが、値が小さいほど明るいレンズであることを示しています。
そして明るいレンズによる恩恵の1つとして、背景ボケがあります。 F1.8のレンズを使用して撮影すると、F8のレンズを使用したときに比べ、より一層が背景がボケやすくなるということです。
突然ですが、みなさんは「ダカフェレンズ」という言葉を耳にしたことはありますか? この言葉は「ダカフェ日記」というWebページから生まれた言葉です。
実際のサイトを見ていただくと分かりますが、背景ボケしたやわらかい雰囲気の写真がたくさん掲載されているページになります。
このページが有名になり、ページのオーナーの方が使われているカメラレンズも有名になり、「ダカフェレンズ」という名前が付いたのです。ダカフェ日記はこちら。昔の写真を特に見てほしいです。→http://www.dacafe.cc/
話を戻すと、「F値の小さいレンズ=明るいレンズ=背景がボケる」ということです。
ちなみに言っておくと、F値の小さいレンズは一般的に値段が高くなります。。。
焦点距離
焦点距離とは、レンズの中心から撮像素子に結像するまでの距離のことです。
焦点距離は24mm、40mm、80mmなどのように単位をミリで表現します。 そして、距離によって撮影できる範囲が変わってきます。
数字が小さいレンズの方が広い範囲の撮影をすることができます。 数字が大きいレンズは逆にズームされた写真になります。
iPhoneの場合は、30mm程度なので同じような焦点距離を選択すると、スマホ感覚での撮影ができます。
注意点としては、35mmフィルム換算という言葉があります。 簡単にいうと、焦点距離30mmといってもカメラのセンサーサイズによっても変わるということです。
私のおすすめするAPS-Cセンサーを搭載するカメラの場合には、20mm程度のレンズを使用するとよいです。 APS-Cのカメラの場合、35mmフィルム換算では30mmとなりiPhoneと同じになります。
ズバリおすすめのカメラとレンズ
おススメは、カメラ本単は「ソニーのα6100」 + レンズは「ソニーのE 20mm F2.8」の単焦点レンズのセットです。
2014年に発売されたα6000の後継機種の位置づけのエントリーモデルでありながら、上位機種のα6400から多くの部分を継承しているため、基本性能は十分です。
α6000は今も販売されている現行機種ですので、α6100も同様に長期の活躍が期待できるモデルかと思います。
それに加え、単焦点レンズである「E 20mm F2.8」をお勧めします。
単焦点レンズはズームレンズに比べると画質がよいとされています。 理由は簡単で、ズームする必要が無いためシンプルな構造となり、画質を高めることに有利となるからです。
なので、単焦点レンズがおすすめです。
そして、焦点距離も20mm(35mmフィルム換算30mm)でスマホに近い焦点距離なので使い慣れた非常に使いやすいと思います。
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今日は以上となります。誰かの参考になればうれしいです。