バリアングル式とチルト式、どっちがおすすめ?

一眼レフカメラの液晶のタイプ(どのように可動するかのタイプ)っていくつかあるんです。カメラを購入する前に自分の用途を考えた上で、適した液晶タイプのカメラを購入したいですよね。

今回は、バリアングル式液晶のもの、チルト式液晶のものそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

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バリアングル式とチルト式、どっちがおすすめ?

可動式液晶のタイプに2種類あるということは、それぞれにメリットがあるからなんですよね。より自分にあったタイプを見つけましょう(*^_^*)〜

バリアングル式液晶

どんなタイプなのかというと、、、説明が難しいので見てもらった方が早いかと。

液晶画面の向きは結構柔軟に変更が可能となります。ビデオカメラによく見られるタイプですよね。

バリアングル式液晶のメリット

液晶が上にも下にも傾けることができますので、Highアングル撮影、Lowアングル撮影のどちらでも対応可能となります。

また、液晶画面を反対(レンズ側)にも向けることが可能となりますので、自撮りなども容易になります。(YouTuberなどは、必須になるのではないでしょうか。)

バリアングル式液晶のデメリット

急に「Highアングル撮影したい」ってなったときに、一度左側に液晶を開く必要があります。

開いた上で、液晶の角度を変更する必要があるので、”液晶を開く”という1ステップが必要になってきます。

また、液晶を開いていますので、液晶の位置とカメラのレンズの位置がずれてしまいます。

人によるかと思いますが、やはり液晶とカメラのレンズは一直線上になった方が撮影はしやすいです。

※デメリットって程ではないですが、使いづらいと感じる場合があるかもって程度です。下の絵の赤矢印が一直線上になったほうがやり易いって話です。

チルト式液晶

どんなタイプなのかというと、、、こちらも実際に見てみてください。説明むずい。。。

こちらは、上下に開くパターンです。チルト式もHighアングル、Lowアングル撮影が行なえます。

ただし、チルト式と言っても機種によって、可動域が異なりますので注意が必要です。

チルト式液晶のメリット

先程述べた、バリアングル式のデメリットの反対になるのではないかと思います。

”液晶を開く”という、1ステップを入れることなく、液晶の角度を変更することができます。

また、液晶を左に開くタイプではないので、液晶画面とレンズの向きが常に一直線上に来ることになります。

チルト式液晶のデメリット

デメリットとしては、自撮りにあまり向かない場合があるところでしょうか。「場合がある」ってのがミソになります。

チルト式のカメラの場合、可動域が非常に重要になってきます。上にひっくり返って180℃回転し、自撮りができるものがあれば、90℃までしか回転せず自撮りができないものもあります。

また、上にはひっくり返るけど、下には返らなくて、Highアングル撮影ができないものなどもあります。

なので、液晶がどっちにどれぐらい動くのかをきちんと把握しておくことが大事になります。

もう1つありました。

縦で写真を撮りたいときの、液晶の傾きを利用したHighアングル、Lowアングル撮影ができないことが難点ですね。バリアングル式液晶の場合は可能ですが、チルト式液晶の場合の可動域を考えるとできないですね。

結局はどっちがおすすめなのか。

私の場合は正直、液晶の可動はあまり重要視していませんでした。初めて買ったカメラに至ってはそもそも可動しない固定式の液晶でしたしね。

さて、私が思うにですが、バリアングル式は、自撮りや動画撮影向き。

チルト式は、写真撮影専用向きかと思います。

これまでご紹介してきた、メリット・デメリットを考えるとそのように整理できるのではないかと考えます。

ただし、結局は人それぞれの用途があると思いますので、カメラ購入時の1つのポイントとして考えていただければよいのではと思います。あくまでご参考までという感じです!

↓もよかったらどーぞ。

カメラ購入時の注意点【後で後悔しませんように!】

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