貯金がなかなか貯まらない・・・そのように考えている人は多いのではないでしょうか。
そしておそらく、「しなければならないとわかってはいるが、なかなかできていない」と考えている人もまた多いと思います。
言うまでもなく貯金は大切です。
しかし、多くの人が貯金よりも目先の浪費・消費にお金を使ってしまっているのが現状です。
そこで今回は、貯金の全てについて説明します。
貯金のことについてもっと知れたなら、あなたはきっと貯金が身近な存在だと思えるはずです。
そして、貯金がしたくなること間違い無いでしょう。
なぜ貯金が必要なのか
そもそも、なぜ貯金が必要なのでしょうか。
会社員で高収入でありさえすれば、貯金をしなくても生活できるじゃないかと考える人もいると思います。
ですが、そういった高収入の人であっても、貯金は必要なのです。
貯金が必要な理由①
1つは、「備え」という側面です。人生、何が起こるかわかりません。
もしかしたら今の仕事を急にクビになるかもしれませんし、病気や怪我で働けなくなるかもしれません。
そういった「まさかのとき」に備えておくために貯金をする必要があります。
貯金があれば、上記のような「突然無収入になる瞬間」があったとしても、余裕を持って生活ができます。
また、「備え」には、将来の支出についての備えという側面もあります。
特に、大きなお金がかかるような出来事を実現したい場合、普段の収入だけでは支出が追いつかない可能性があります。
例えば、子供が大学に進学したとしましょう。
大学の学費に加え、教科書代、親元を離れる場合は家賃や生活費などの仕送りをしなくてはなりません。
これらを一度に捻出しようとすると莫大なお金がかかり、破産は免れないことがよくわかります。
こういった将来の支出に対しての備えとしても、貯金をすることは非常に有益なのです。
貯金が必要な理由②
もう1つの理由は、「自立」という側面にあります。
貯金をしていると、人生における自立をしていることになるからです。
貯金は、「人生を考え、計画を実行する自制心と粘り強さの証」です。
なので、貯金をしていると、自制心がある人間とみなされ、「自立」した人間であることの保証となるのです。
今高い収入を得ている人にも貯金は必要です。
人生何が起こるかわかりませんし、大きなライフイベントにはたくさんのお金がかかります。
また、自立した生活を送るためにも、貯金をすることは必要になってくるのです。
どんな人でもお金を貯められる貯金の絶対ルール
貯金が必要なことは前述した通りです。
しかし、実際に貯金をしてみると全く続かない……という人も多いのではないでしょうか。
ここでは、どんな人でもお金を貯められる貯金の絶対ルールについて紹介します。
どんな人でもお金を貯められる貯金の絶対ルールは、至ってシンプルです。
あらかじめ貯金する額を決めておき、お金が入ったら、貯金する分だけ切り離して別の場所に置き、使えなくすることです。
こうすることによって、生活するためのお金と、貯金するためのお金を分けることができるので、しっかりと貯金ができる、というわけです。
そして、この絶対ルールを実行するために、いくつかポイントがあります。
お金との距離を取ることが大事
まず、お金が入ったら「すぐに」貯金分を別のところに切り離すことです。
お金が入った時に「面倒だから後でいいや」と思う人は、絶対に別のところに分けることをしません。
忘れてしまうからです。忘れてしまうことを防ぐために、「すぐに」貯金分を切り分けることを意識しましょう。
次に、生活の口座と貯蓄の口座を切り離すことです。
生活の口座と貯蓄の口座が一緒になっていると、生活費を計算するときに、うっかり貯蓄分を加味して生活費を計算してしまいがちです。
貯蓄の口座を切り離すことで、「うっかり貯蓄分を使ってしまうこと」を防ぐことができます。
最後に、貯蓄分については特に、お金を使うことを難しくすることです。
具体的な例が定期預金でしょう。
定期預金にしておけば、「これが買いたいから貯蓄分をとり崩そう」ということが簡単にはできなくなります。
どんな形であれ、貯蓄をすぐに取り崩せないような仕組み作りは必須です。
貯金をするためには、あらかじめ貯金をする額を決めておき、お金が入ったら、貯金する分だけ切り離して別の場所に置き、使えなくすることが大事です。
そして、その際には、「すぐにやる」「生活の口座と切り離す」「お金を使うのを難しくする」といったことが効果的になってくるでしょう。
お金を使いすぎないために気を付けるべきこと
貯金をするためのルールについては理解していただけたと思います。
ところで、そもそも貯金をするためには、ある程度余ったお金が必要ですよね?資金繰りに余裕がなければ貯金などしている余裕もありません。
そこで、貯金をするためにお金自体を使いすぎないようにすることが必要となってきます。
世界中の全ての人があなたのお金を狙っています。
お金を搾り取られないように、あなた自身が工夫をして身を守らなくてはならないのです。
自分自身が浪費をしすぎないようにすることは、お金を守る上では鉄則ですが、それ以外にも、意外に気をつけないといけないことが2つあります。
余計な手数料に気をつける
意外に気を付けないといけないこと1つ目は、ATMでの預金引き出しです。
ATMでの引き出しには、手数料がかかるところが非常に多いです。
なぜなら、銀行の利益の一部は、手数料からできているからです。
ATMを使うなとは言えませんが、手数料がいくらかかるのか、手数料のルールなどをしっかりと理解し、無駄な手数料を払わないように注意する必要があります。
カードに依存しない
意外に気を付けないといけないこと2つ目は、クレジットカード・デビットカードです。
これらのカード類は、お金がなくても物を買えるので非常に便利です。
しかし、これらのカード類に依存していると、うっかりしてお金を使いすぎてしまう、ということになりかねません。
カードは手軽に使用できる分、使いすぎないように注意してください。
手数料やカードは、知らず知らずのうちにあなたからお金を貪り取れるようなシステムになっています。
この他にもこういったシステムはたくさんありますので、何か行動するときは、まず考えてから行動してみてください。
まとめ
今回の内容は、以下の通りです。
- 「将来の備え」と「自立した生活」のために、貯金は絶対必要
- どんな人でも貯められる貯金の絶対ルールは、「あらかじめ貯金する額を決めておき、お金が入ったら、貯金する分だけ別の場所に置き、使えなくする」こと
- ATMの手数料やカードの使い過ぎに気を付ける
お金は、生きていく上で絶対に必要なものです。
なので、そのお金を未来に自由に使えるようにするためにも、貯金は非常に大切です。
それでも貯金に大変なイメージを持っている方もいるかもしれません。
そんな時は、「今日お金を使わない」ことから始めてみてください。
「今日お金を使わない」ことは、「明日お金を使う能力が手に入る」ということだからです。
そうしてお金を使わない日々を繰り返し、前述の貯金の絶対ルールを実行してさえいれば、お金は自然と貯まってくるものです。
貯金を難しいものだと考える必要はありません。
少しのコツを理解することで、少しずつ変わっていくと思います。
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