決断力を上げる方法【時間をかけることは無駄なことを知る】

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優柔不断の自分の性格をなんとかしたい。決断力を上げるにはどうしたらいいのかな。

この記事では、上記のような疑問を解決します。

本記事の内容

  • 判断に時間をかけることは無駄であることを知る。
  • 決断力UPには、訓練+テクニックが必要。

この記事では、優柔不断を克服するためのきっかけとなる「決断力を上げる方法」について解説していきます。

普段から自分のことを優柔不断だなと考えている人におすすめの記事です。ぜひご覧ください。

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決断力を上げる方法【時間をかけることは無駄なことを知る】

決断をする際に、時間をかけることは必ずしも良いことではないです。
むしろ、「無駄なこと」ということを知る必要があります。

なぜならば、時間をかけても、良い結果が得られるとは限らないからです。

時間をかけても決断結果はほぼ一緒

下記のような研究結果が出ています。

時間をかけずに判断した場合と、時間をかけて判断した場合とで、結局は判断結果はほぼ同じという研究結果が出ています。

およそ90%は同じ結果になるとのことです。

このことを、ファーストチェス理論といいます。

時間をかけても時間をかけない場合と一緒の結果になるので、時間をかけたほうが良い結果が得られるというわけではないということです。

ソフトバンクグループ創業者の孫正義氏は、次のように言っています。

「どんなことでも10秒考えればわかる。10秒考えてもわからない問題は、それ以上考えても無駄だ。」

上記のとおりです。

10秒というものは、極端な話かもですが、時間を掛けても無駄であるという本質は変わらないです。

余談ですが、そんな孫正義氏は、アリババ創業者のジャック・マー氏への2000万ドルの出資を、たった数分で決めたというのはとっても有名な話です。

結果が一緒なら、時間をかけた分が無駄になる。

決断に時間をかければ、かけた分だけ無駄になります。

なぜなら、時間をかけても良い結果が得られるわけではないからです。前述の孫氏も言っています。

それならば、決断は短い時間で済ませ、残りの時間をまた別のことに使った方が、時間効率は良いですよね。

とはいえ、短い時間で決断することが苦手な人もいると思います。

完璧主義の人は短い時間で決断することが苦手かもです。こちらの記事でも解説していますが、気になる方はぜひご覧ください。完璧主義を辞めるコツ【78対22の法則を解説します。】

よくある話:短い時間で決断すると不安になるかも

短い時間で決断してしまうと、どうしても不安になってしまう場合があります。

それでも、時間をかけることは無駄であることを理解しておくべきです。

なぜなら、繰り返しになりますが、結果は変わらないからです。

注意点:情報収集は大事です。

ここで注意点ですが、決断するときに時間をかけることは無駄という話であって、判断するための情報収集は、正しく行う必要があります。

例えば、今勤めている会社をやめて新しいことを始めたいと考えている人が、新しいことへの情報収集を何もしていない状態だったら、正しく判断ができるわけがありません。

判断する時間は短くすべきですが、判断するための材料は正しく漏れなく用意する必要があります。

決断力UPには、日頃からの訓練+テクニックが必要です。

決断力を高めるためには、日頃からの訓練も必要です。それに加えて、テクニックも必要です。

なぜなら、単純に即決すれば良いというわけではないからです。

決断になれることも重要

日頃から決断することに慣れておこくことも大事です。人は1日のうちに、無意識に70もの判断をしているといいます。

しかし、そのなかで意識して判断しているものは、たった数個になります。

なので、意識して判断する回数を多くすることが大切になります。

判断回数を多くする方法

判断回数を増やすには、簡単なところから増やすとよいです。

  • デートの晩ごはんを決める。
  • 友達との旅行の行き先を決める。
  • 先輩と飲みに行ったときの二次会の店を決める。

一見すると、とても簡単な話に見えますよね。別に重大な決断をするのではなく、日々の何気ないことから決断の機会を増やすことで、慣れていくことが大切です。

そうすることで、抵抗がなくなり、徐々に決断力を上げることができるようになります。

会社の先輩と一緒にいるときに、決断するときなんかは、チャンスと思ってトライしてみると良いです。

先輩の前で決めるなんて、、、と思いがちですが、案外人間は、誰かに決めてもらったほうが楽と考える場合が多いので、相手を見ながら、トライしてみることがおすすめです。

決断の天敵は、恐怖心です。

決断の天敵は恐怖心です。
なぜなら、恐怖心があると、正しい判断をできない場合があるからです。

リスクゼロが最善の判断ではない

物事を判断する際に、リスクのない安全策を選びがちですが、それは決して最善の策ではありません。

言い方は悪いかもですが、「攻めてるようで、逃げている」感じです。

特に恐怖心がある場合には、最善の策ができない状況になります。

特に、これから転職しようとか、事業を立ち上げようとか、今の生活がガラリと変わる可能性がある判断をするときは、特に恐怖心が大きくなってしまいますよね。

しかし、正しい判断をするためには、恐怖心に負けずに、判断材料をしっかり見極める必要があります。

正しい判断をするために

結論ですが、徹底的に情報収集が必要です。
「なんだ、当たり前だな」という声が聞こえてきそうですが、これが結論です。

しかし、やり方というものがありますので、ここを抑えて、情報収集すればOKです。

メリットデメリットを徹底的に洗い出す。

ずばりこれだけでOKです。

恐怖心に支配されてしまう原因は、リスクがよく分かっていないからです。

敵を正しく理解できれば、実はたいしたことなかったなんてことがよくあります。

人前で発表するときと同じです。人前で緊張するのは怖いことです。しかし、正しい対策をすることで、緊張を緩和させることがてまきますよね。

緊張は恐れる必要なく、むしろ場合によってはちからにかわるものです。

この辺りの話は、別の記事に書いていますので、気になる方はこちらもご覧ください。緊張を和らげる方法【まず考え方を変えよう】

デメリットを想定するときは、一番最悪な場合を想定する

デメリットを想定するときは、1番最悪なケースを想定しましょう。

なぜなら、それ以上悪いことはないと理解することができるからです。

例えば、転職をしようと考えている場合には、下記のように考えるかもです。

  • もしかしたら新しい仕事は合わないかも
  • 人間関係がめんどくさい職場かも
  • 給料が下がるかも
  • 残業が実は多いかも

この中でどれが1番最悪となるのか、人によって変わるかと思います。しかし、いずれの場合も「合わなければ、また転職すればいいか」と考えることができます。

極論に近いですが、私の友人で「別に死ぬわけではない」と軽い気持ちで転職を繰り返している人もいます。

実質、1度転職した人は、2度目、3度目と繰り返しやすいです。理由は、転職における1番最悪のケースが大したことないと知ることができているからです。

このように、デメリットを想定するときに1番最悪のシナリオを正しく想定することができれば、恐怖心に負けずに最適な決断を下すことができます。

恐れずに、状況を正確に捉えることが大切です。

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今日は以上になります。

誰かの参考になれば幸いです。

 

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