
読者さん
こんな疑問にヒントとなる情報をご紹介します。
人間は一人では生きてはいけません。必ず誰かに何かをお願いしないといけない場合がありますので、見ておいて損はないと思いますよ。
気になった方はぜひご覧ください。
相手にお願いをするときのコツ
お願いするときには、次のことを意識するとよいです。
- お願いしている理由を伝える。
- メリットがあることを伝える。
- やる気スイッチをONにする。
- 特別なお願いであることを伝える。
言われると当たり前かもしれませんが、言われないと気付かない場合もあります。
普段から意識できているとよいですね。次から具体的に説明していきます。
理由を付けると承諾されやすい。
単にお願いするだけではなく、理由を付けてお願いすると受け入れてもらいやすくなります。
「あたりまえでは?」と思う方もいるかもしれませんが、ここでミソなのが「簡単なお願いの場合には、理由はなんでもよい」ということです。
次のような実験があります。コピー機の順番待ちをしていたときの話です。
下記の3つの言い方で、お願いをしました。
- ①:すみません、先に5枚コピーさせていただけませんか?
- ②:すみません、急いでいるので先に5枚コピーさせていただけませんか?
- ③:すみません、コピーしないといけないので、先に5枚コピーさせていただけませんか?
結果として、お願いを聞いてもらえた割合は次のようになりました。
- ①:約60%
- ②:約94%
- ③:約93%
理由を付けていない「①」と理由を付けている「②・③」を比べると、差が出ていることが分かります。
このことから何かを頼むときには理由を付けると承諾されやすいということが分かっています。
そして、ちょっとした頼みごとの場合には、理由は適当でもいいってわけです。
メリットがあることを伝える。
お願いするときに、メリットがあることも伝えると受け入れてもらいやすくなります。
例えば次のような場合です。
「出来立ての料理を食べていただきたいので、10分ほどお待ちいただけますか。」
ただ単に10分待ってもらうだけではなく、10分待つことのメリットを伝えることで、お願いを理解してもらいやすくなります。
逆にデメリットを明確に伝えた場合にも、理解を得ることができます。
「今年は〇〇が不作の年なのであまり甘みを感じることができません。こちらの方をお勧めします。」のような感じ。
やる気スイッチをONにする。
「今日は、残業をお願いできるかな?」と単にお願いだけではなく、やる気をそそるお願いの仕方を考えてみるとよいでしょう。
「今日は、残業して頑張ってもらえないか?きっと後々が楽になるはずだよ。一緒に頑張ろう!!」
相手のやる気スイッチを入れることで、受けれてもらいやすくなります。
やる気スイッチを入れる方法は別の記事にまとめています。気になる方はこちらもぜひご覧ください。⇒相手のやる気を引き出す方法【ペップトーク】
特別なお願いであることを伝える。
結婚式の招待で考えてみてください。
あなたは特別だと相手に思わせるとお願いが伝わりやすくなります。
「〇〇さんだけには、絶対に来てほしいんです!!」とお願いしたほうが相手に伝わりますよね。
相手にオンリーワンであること、特別な存在であることを伝えることで「それであるならばなんとかお願いを聞いてあげたい」と気持ちが変わるものです。
そもそも論として気を付けること
お願いするときの伝え方もそうですが、その前に気を付けることがあるので理解しておきましょう。
タイミングが大事。
どんなお願いの場合においても、一番重要なのはタイミングです。
なぜならば下記のような場合にお願いしても、聞き入れてもらえる可能性が極端に低くなるからです。
- 相手が忙しい場合。
- 相手の機嫌が悪い場合。
上記のとおりです。逆にいえば下記のケースだけを気を付けておけば、タイミングとしてはOKです。
分かりやすく、端的に伝える。
こちらも簡単にいうと、相手のことを考えましょうという話です。
相手にお願いをするときには、分かり易くそして端的に伝えましょう。
相手も忙しい身かもしれません。そして、分かりづらいお願いだと聞く気にもなりませんからね。
相手にお願いするときには、どのように伝えるかを事前に考え、まとめたうえで相手に伝えるようにするとよいです。
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今日は以上です。
お願いするときのテクニックもさることながら、日頃のGiveも必要です。人生は持ちつ持たれつなので、これを機に普段の行いも見直すとよいかもです。
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