いつになっても勉強することは必要です。
しかし、社会人になると、忙しくてじっくり勉強する時間を取れません。
また、社会人の勉強となると、業務でそのまま使われるものが多く、すぐに結果を出す必要に駆られます。
なので、効率重視で爆速で勉強の成果を挙げる必要があるのです。
そこで、今回は、効率を重視した、爆速で結果を出すための勉強法について3つ紹介していきたいと思います。
1.できる人の真似をする
爆速で結果を出すための勉強法1つ目は、「できる人の真似をする」ことです。
文字通り、できる人が実践している勉強法を真似るのです。
できる人が実践していることには、何かしら結果が出せる理由があります。なので、観察して、それを盗むのです。
こう書くと、トライ&エラーで自分なりのやり方を見つける方がいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、トライ&エラーは非常に効率が悪いやり方です。
トライ&エラーで結果を出そうとすると、そのために様々な勉強法を試して、膨大な失敗を繰り返す必要があります。
場合によっては、自分に合うか確かめること自体に膨大な時間を費やすものもあるでしょう。
これは、すぐ結果を求められるビジネスパーソンにとっては致命的といえるものです。
それならば、成功している人がやっている、「何かしら結果を出せる理由がある」やり方を真似た方が、大幅な時間と労力の短縮になります。なので、トライ&エラーは非常に効率が悪いのです。
できる人の真似をする、という点では、ビル・ゲイツがWindowsを作った時のことが例として挙げられるでしょう。ゲイツは、当時流行っていたマッキントッシュのシステムを参考にして、Windowsを作り上げたのです。
これは、マッキントッシュの製作者であるスティーブ・ジョブズのやり方を真似し、見事成功を収めた事例だといえます。
成功者のやり方には、必ず成功のメカニズムがあります。なので、自らトライ&エラーで自分に合った勉強法を導くよりも、できる人の真似をした方が、効率よく爆速で結果を出せるのです。
2.目標を必ず設定する
爆速で結果を出すための勉強法2つ目は、「目標を必ず設定する」ことです。
ここでは、「何があっても絶対揺るがない・折れない・動かせない」ほどに強固な目標を設定する必要があります。
それを軸に勉強のスケジュールを立てるからです。
なぜ、ここまで強固な目標を「必ず設定する」必要があるのでしょうか。
なぜなら、目標を明確にすることで、「目的達成までのゴールが明確になる」からです。
ゴールが明確であると、2つの利点があります。1つ目は、勉強のスケジュールが立てやすくなることです。勉強をして結果を出すためには、忙しい人であればあるほどスケジュールが重要になってきます。
しかし、目標が明確でなく、フワッとしていると、「何をすればいいのか」が分かりにくく、さらに重要な「いつまでにすればいいのか」も考えることすらできません。
こうなると、気分次第でただ闇雲に勉強することになり、場合によっては勉強が続かないという最悪の事態まであり得るのです。
一方で、ゴールが明確であると、「何をすればいいのか」「いつまでにどのくらいやればいいのか」が必然的に明確になります。目標が明確になれば、あとはそれに向かって突き進むのみなので、計画的に勉強ができます。
ゴールが明確であることの利点2つ目は、集中力が上がることです。
ゴールがモチベーションになり、浮気やよそ見をしなくなるのです。
ゴールが明確でないと、自分が今やっていることに対して不安が残る形となってしまいます。その結果、他の教材に浮気をしたり、他の分野によそ見をしたりすることになりかねません。
一方で、ゴールが明確であると、やることも必然と決まっていますから、浮気やよそ見の余地がありません。自分が立てた旗に向かって進むのみとなるのです。
目標を明確に立てることは、実はいろんな場面で利用されています。よく聞くのが、会社における「今期の目標は売り上げ○%アップ‼︎」といった内容でしょう。
売り上げの目標が数値で正確に決まっているので、管理職は各社員にノルマを割り振りできるのです。
また、期末になると、売り上げ達成のために忙しくなるのも、目標が明確になっており、それが達成できていないことが明白だからでしょう。
目標を立てるのは、確かに面倒かもしれません。
しかし、目標がないと、スケジュールが狂ったり、集中力が出せなかったりして、結果として勉強の結果自体が出ないことにもなりかねません。
こうなってしまっては、効率を求めても意味がありません。
爆速で結果を出したいのであれば、明確で強固な目標を立て、スケジュールを確立するところから始めなければならないのです。
3.苦手分野から最優先で片付ける
爆速で結果を出すための勉強法3つ目は、「苦手分野から最優先で片付ける」ことです。
苦手分野は、勉強が進んでいる感じがないので、手が付けにくい、欲を言えば手を付けたくないものです。
しかし、苦手分野こそ真っ先に片付けてしまいましょう。
なぜ苦手分野を優先的に片付ける必要があるのかというと、苦手分野を放置しておくこと自体が勉強において致命傷になりやすいからです。
たとえ苦手分野であっても、致命傷にならないよう、最低限のボトムアップは必要です。
苦手なまま放置しておけば、その分野に足元を掬われる可能性があるからです。
また、苦手分野だからこそ習慣化してしまうことによって、苦手に立ち向かう精神が養われます。
こうなると、苦手分野に触れる機会が多くなるので、苦手分野がむしろ得意になる可能性が出てきます。そうなれば、苦手分野が苦手どころか、最も大きな伸び代となる可能性すらあるのです。
野球を例に話をしましょう。
あるチームに、打撃も上手で足も速い選手がいるとします。しかし、守備がとんでもなく下手くそだったとしたら、その選手はレギュラーになれるでしょうか?
指名打者制があるなら別として、おそらくほとんどの場合はレギュラーになることはできないはずです。守れるポジションがないからです。せいぜい代打か代走でしょう。
このように、苦手分野は自分の得意分野を活かすこと、目標を達成することの足枷となる可能性が非常に高いのです。こういった事態を避けるためにも、苦手分野は、「致命傷にならない程度に伸ばしておく」必要があるのです。
まとめ
爆速で結果を出す勉強法は、以下の3つです。
- 1.できる人の真似をする
- 2.目標を必ず設定する
- 3.苦手分野から最優先で片付ける
勉強することは、どんな立場になっても求められます。なので、早いうちから勉強法を確立しておかなければ、社会人となったときに悲惨な思いをすることは間違いありません。
また、勉強ができるようになれば、業務で必要なことを学ぶ必要性に突然駆られた時でも、楽しんで勉強することができます。勉強法の確立は、勉強を楽しむための第一歩です。
あなたがこの記事をきっかけに、勉強法をしっかり確立し、爆速で結果を出せる人間となって社会で大活躍することを願っています。
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