本記事では、上記のような疑問を解決します。
この記事を書いている私は、システムエンジニア歴10数年のWindows + Mac使いです。
スクリーンショットと言っても、用途ごとにやり方が複数ありますので、具体的に説明していきます。
Macユーザーの方はおすすめの内容です。
ぜひ、ご覧ください。
Macでスクリーンショットを撮る方法【撮れないものはなくなります】
Macでスクリーンショットを撮る方法は下記のとおりです。
- 方法①:スクリーンショットのショートカット。
- 方法②:特定のウィンドウのみスクリーンショット。
- 方法③:タイマーを使ってスクリーンショット。
- 方法④:画面を丸ごと録画する。
次から具体的に説明していきます。
方法①:スクリーンショットのショートカット。
まずはMacでの一般的なスクリーンショットのやり方から。
- [shift + command + 3]画面全体をスクリーンショットします。
- [shift + command + 4]キャプチャした範囲を選択するモードになります。
ちなみに、スクリーンショットした画像ファイルはデフォルトではディスクトップに保存されますが、”control”を追加で押すことでクリップボードに保存することができます。
こんな感じです。→ [control + shift + command + 3]
方法②:特定のウィンドウのみスクリーンショット。
方法①のショートカットに加え、「スペース」を含めるだけでOKです。下記のような感じです。
従来のスクリーンショットと、ウィンドウのみスクリーンショット
通常の指定範囲のスクリーンショット[command + shift +4]をやってみると、カーソルが+マークに変わり、キャプチャしたい箇所を選択する必要がありますよね。こんな感じ↓↓
次に、[command + shift + 4 + スペース]をやってみると、こんな感じ↓↓
ウィンドウ左上辺りにカメラマークがあるのが分かりますよね。これでスクリーンショットを撮りたいウィンドウを選択することで、そのウィンドウのみを綺麗に画像に収めることが可能になります。
従来のやり方では、ウィンドウのみを綺麗にスクリーンショットを撮るには慎重にカーソル移動(撮影範囲の指定)をする必要がありましたが、それが不要になります。
補足情報
ウィンドウのみの撮影時には、ウィンドウの影まで一緒に撮影されます。下記のような感じです。
このような影が不要って方は、下記のように行うとよいです。
すると、こんな感じになります。↓↓
用途に合わせて使い分けることができるように覚えておくと良いです。
方法③:タイマーを使ってスクリーンショット。
タイマーを使ってスクリーンショットを撮るには、「グラブ」を使用すると良いです。グラブはMacにもともと搭載されているアプリケーションなので、安心して使用できます。
とりあえず、起動してみましょう。
※起動してウィンドウが出るわけではないです。メニューバーを見てもらうと、ちゃんと起動できているはずです。
こんな感じ。これしか出ないので、最初気づきませんでした。
メニューバーから、下記のように選択することで10秒後に勝手に画面キャプチャが取得されます。
「タイマーを開始」ボタンでタイマーを起動します。
起動すると、時計の絵の赤い部分がだんだん進んでいき、10秒後に画面キャプチャが撮られます。
スクリーンショットを撮りたい状態で、タイマーをやり過ごせば、無事に撮影完了です。
方法④:画面を丸ごと録画する。
最後に「最強のスクリーンショット方法」をご紹介します。
ずばり、「画面を録画して、好きな部分を画像化する」です。
具体的には下記です。
まずはMacの画面を録画します。
[アプリケーション – QuickTime Player.app]を起動します。起動後には、[ファイル – 新規画面収録]で収録に進みます。
すると下記の画面になりますので、丸い赤のボタンを押下することで録画が開始されます。
今度は下記のようなメッセージが出てくるので、指示に従います。とりあえずは、クリックでよいです。
停止するときは、メニューバーの停止ボタンを押します。こんなやつです↓↓
動画から画像を切り出し
録画を停止すると下のような画面が出てくるので、とりあえず再生します。そして、画面キャプチャを撮りたいところで一時停止します。
一時停止したところで、QuickTime Player.appのメニューバーの[編集 – コピー]でクリップボードに一時停止中の画像をコピーします。
切り出した画像を保存
次はこちらもMacに最初からインストールされている、プレビュー.appを起動し、プレビュー.appのメニューバーの[ファイル – クリップボードから新規作成]をすることで、プレビューアプリに画像を取り込むことができるので、ここでファイルを保存してあげれば完了。
やはり、若干手順が必要になってしまいます。ただ、そんなに頻繁に使用することはない(他のやり方で十分)と思いますので問題ないかと。
スクリーンショットを撮るときに合わせて行うと良い設定
Macでスクリーンショットを撮るときに、合わせてやっておくと良い設定をご紹介します。
ずばり下記の設定です。
- スクリーンショットしたファイルの保存場所の変更
- スクリーンショットしたファイルのファイル名の変更
- スクリーンショットしたファイルの拡張子の変更
スクリーンショットしたファイルの保存場所の変更
ターミナル.appを開きます。
[Macintosh HD > アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル.app]すると画面が出てきますので、そちらに保存先を変更するコマンドを打ち込むのです。
※今回は保存先を、[ピクチャ > screenshot]へと変更する例となります。また、入力する際は$マークは除外する必要があります。
$ killall SystemUIServer
その後、スクリーショットを撮れば無事に設定が変更されていることを確認できます。
スクリーンショットしたファイルのファイル名の変更
初期設定のままですと、「スクリーンショット 2018-07-01 9.16.30.png」のようなファイル名で保存されます。
個人的に”スクリーンショット”という部分が気に入らず、ファイル名の変更も考えました。これもコマンドで変更可能でした。
“すくりーんしょっと”が変更後のファイル名になります。
余計にダサいですが、あくまで例です。。
スクリーンショットしたファイルの拡張子の変更
拡張子の変更も可能です。
$ killall SystemUIServer
1つ目のコマンドで拡張子の設定をjpgに変更しています。別のファイル形式にしたいのであれば、最後のjpgを好きなファイル形式に変更することも可能になります。
2つ目のコマンドで変更を確定させることになります。
こんな感じ↓↓
これでOKです。