Macの定型文アプリは「Dash」で決まり!!

  • 2018-09-30
  • 2020-11-24
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突然ですが、みなさんはスニペットツールをご存知でしょうか?

スニペットツールとは?

スニペットツールは定型文などの入力支援ツールの総称。日付や、メール文章、HTMLタグ入力などに便利。

出典元:スニペットツール – Wikipedia

簡単に言うと、よく使用する定型文を容易に呼び出すことができるツールです。

イメージは↓↓の通り。「;moji」と入力すると、

↓↓↓

登録しておいた定型文の呼び出しをすることができます。よく使う文章を登録しておけば、かなり効率化できるんです。(*´∀`*)

今日は、色んなスニペットツールの中でも、Macで利用可能な「Dash」を紹介していきたいと思います。

 

↓こちらもどーぞ。

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Macの定型文アプリは「Dash」で決まり!!

早速ですが、入手方法から使い方までをご紹介していきたいと思います。

Dashの入手・初期設定

Dashは下記サイトから入手することが可能です。

https://kapeli.com/dash

入手(ダウンロード)した後は、とりあえず起動すればOKです。その後は特別な許可をDashに与えてあげる必要があります。

登録したいスニペットは、他のアプリケーション(例えばテキスト.appとか)を使用している場合に呼び出したいため、アプリケーションの垣根を超えたコントロールが必要となります。

そのため、そのようなコントロールを認める許可を設定してあげましょう。

設定は次のとおりです。
[アプリケーション – システム環境設定.app – セキュリティとプライバシー – プライバシー]

アクセシビリティにDashのアプリケーションが表示されていると思うので、チェックをONにします。

以上で設定完了です。

アクセシビリティにDashのアプリケーションが表示されていない場合には、Dashにスニペットをとりあえず1つ登録してみて、その後に再度アクセシビリティを確認してみると表示されているはずです。

スニペットを登録

次に実際にスニペットを登録する手順についてになります。

Dashを起動したときには↓のような画面だと思うので、「+」マークをクリックします。

まずは、後々便利になるので、タグを登録します。(簡単にいうと、カテゴリと考えてもらって良いです。)

「New Tag」を選択し、タグの名前をつければおしまいです。簡単ですよね。(^o^)

今度はスニペットを登録します。作成したTagを選択した状態で、「+」をクリック、「New Snippet」を選択します。

すると次のような画面になるので、”呼び出し文字”、”呼び出される文字”を登録していきます。

こんな感じ↓↓(「;moji」と入力すると、「呼び出される〜」の文字が呼び出されることになります。)

以上でスニペットの登録は全て完了になります。

登録したスニペットを呼び出し

実際に登録したスニペットを呼び出す方法なのですが、これは既に冒頭でお見せしたとおりになります。

Dashに登録した、呼び出し文字を入力すれば、定型文を呼び出すことができるんです。

高度な設定

Dashでは次のような細かい設定を行うことも可能になります。

  1. 定型文呼び出し後のカーソル位置指定
  2. 現在の日時を挿入
  3. 定型文呼び出し時に文字を埋め込む

定型文呼び出し後のカーソル位置指定

例えば、「こんにちは。○○さんへご案内です。」という文言を入力することが多々ある場合には、Dashに「こんにちは。○○さんへご案内です。」と登録しておくことになりますが、その後は、○○さんの箇所を入力したい。

なので、○○さんの部分にカーソルがあってほしいですよね。

そんな場合には、↓のように定型文を定義するんです。

こんにちは。@cursorさんへご案内です。

すると、スニペット呼び出し文字を入力後、@cursor位置にカーソルが来るようになり、そのまま宛名を入力することが可能になります。

現在の日時を挿入

現在の日時を挿入したい場合も、Dashにスニペットを登録しておくと便利。

@date @time ナナパパより。

デフォルト設定だと、「2018/10/10 10:10」となります。

設定を変更することで日付の書式を変えることもできますよー。

定型文呼び出し時に文字を埋め込む

例えば、こんな場合↓

開催日程は下記の通りとなります。
日時:2018/12/10 19:00〜
場所:あああああ

そんなときは↓のように定義します。

開催日程は下記の通りとなります。
日時:__placeholder1__
場所:__placeholder2__

すると、呼び出し文字を入力後に↓のような吹き出しが出てきます。

「__placeholder__」を設定した箇所が編集可能となっていて好きな文字を埋め込むことができるんです。また、編集すべき箇所のTab移動も可能となっています。

最後に

よく使用する定型文は、1度登録しておけば、簡単に呼び出すことができることを分かっていただけたのではないでしょうか。

より多機能なスニペットツールもあるだろうが、私の場合はDashで十分です。(*´∀`*)

短い呼び出しキーワードを入力するだけで、長文を呼び出しすることができるので、仕事もプライベートも関係なくスピードアプ間違いなしですね。

積極的にこれからも活用していきたいと思います。

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