完璧主義の自分の性格を辞めたい。。。いい方法はないかなぁ。。
そんな悩みを解決するコツをご紹介します。
今から変わろうとしている方は、ぜひご覧ください。
完璧主義を辞めるコツ【78対22の法則を解説します。】
完璧主義を辞めるための考え方を説明する前に、完璧主義であるということはどんなことなのかを考えてみましょう。
完璧主義者の特徴。
完璧主義の人の特徴は下記のとおりです。
- プライド・理想が高い。
- 人目を極端に気にしている。
- 失敗を過剰に恐れている。
みなさんもそう思いますよね。具体的には次のとおりです。
プライド・理想が高い。
完璧主義の人はプライドが高く、人に弱みを見せることができません。そのプライドが邪魔をして人に何かを聞くということもできません。
簡単に言うと、「かっこつけ」ですよね。
また、真面目で高い理想を普段から持っています。
「サラリーマンなんだから、真面目に毎日働かなければならない。」「この企画書は最終的にはお客さまの利益につながるものだ。決して妥協してはならない。」
こんな感じです。
人目を極端に気にしている。
「私は周りの人から普段どのように見られているんだろう?」
完璧主義の人はこのような考えが強く、「きちんとしていないといけない」と考えてしまいます。
私もどちらかというと、このタイプなので気持ちはすごく分かります。周りの評価を気にしてしまっているのかなと。
失敗を過剰に恐れている。
これも結局は同じ話。
かっこつけで、周りからの評価を気にしているあまり、「失敗をしてはいけない」と勝手に思い込んでしまっている部分があります。
自分でもたまに「自分の性格めんどくさい。」と思ったり。。。
完璧主義のデメリットとは。
完璧主義であることのデメリットも考えてみましょう。
- 作業に時間がかかる。
- ストレスが溜まりやすい。
上記の2点につきるかと。
作業に時間がかかる。
分かり切った話ですよね。
作業を完璧な状態に仕上げるために、場合によっては何度もやり直しをすることになるでしょう。
もしかしたら、人があまりこだわらないところにおいても、自分の気が済むまで改良をしてしまう人もいるかもしれません。
ストレスが溜まりやすい。
他の人に比べるとストレスも溜まりやすいです。
普通の人が「よっしゃーできたー!!」となるところが、「まだまだ改良する点があるけど、タイムアップだ。。」となってしまいますからね。
普通の人に比べると達成感を感じにくいタイプになり、そのためストレスも溜まりやすい性格となります。
完璧主義を辞めるためには
それでは、どのようにすれば完璧主義を辞めることができるのでしょうか。
ずばり、自分の中の合格基準を下げましょう。
ただ下げろと言われてもできないと思いますので、ここから本題であるコツをご紹介していきます。
完璧主義を辞めるコツは、78対22の法則を取り入れてみること。
完璧主義を辞めるコツとして今回は「78対22の法則」をご紹介します。
78対22の法則とは。
世の中は、すべて78対22で成り立っていると言う法則になります。
「なんか胡散臭い。。」と思われる方もいるかと思いますが、黄金比率とも言われていて、世界で成功している方たちが意識している法則になります。
完璧を目指したところですべてが上手くいくわけではないため、78対22の比率を意識し下記を目指そうという考え方です。
- まずは78点をゴールとし、残りの22点は今後改善していく箇所として考える。
人間のやることなので完璧なものは出来上がらないという考えから、どんなに頑張ったとしても78点のものしか出来上がらないということです。これは仕方がないことで、どうすることもできない部分であるという考え方です。
そして大事なのは残りの22点をどうしていくのかということです。
少しずつでもよいので、次回以降に改善を進める努力をすることが何よりもだ大切といいます。
成功者達は、「22%はできなくても、明日にやればいいや」とこれぐらいの考えで成功を収めてきました。もちろん多くの失敗も経験していますが、ある程度の失敗はこの世のバランスをとるうえで仕方がないことと考えているのです。
余談:働きアリの話。
ちょっと余談ですが、次のような実験がありました。
働きアリが100匹いたとしたら、真面目に働いているのは78匹で、のこりの22匹のアリはさぼっているんだそうです。
そして、22匹のさぼっているアリを別の場所に隔離し、78匹にしてみます。すると、残された78匹の中から22%のアリが今度はさぼり出すんだそうです。
また、逆に真面目に働いてた78匹を別場所に隔離すると、残された22匹の中から78%の割合で働きだすありが現れるんだそうです。
不思議なことに、常に78対22の状態が保たれるんだそうです。
理由なく78対22でうまくいく
ただ単に78対22の比率を意識するだけでうまくいくという例もあります。
銀行を例に挙げますと、預金をしたい人78%に対して、お金を借りたい人22%の比率を守ると経営がうまくいくといわれています。
ある分譲マンションでは、共有部の面積を全体の22%にしただけで、完売に至ったという例もあります。
人間が無意識にここちよい法則となっているんです。類義語としては、パレートの法則があります。別途記事にしていますので、気になる方はこちらもご覧ください。⇒効率よく仕事するコツ【効率よく成果が出せるパレートの法則】
いろんな78対22。
不思議なことに、他にもいろんなところに78対22が当てはまります。
- 人間の体:水分78%、その他22%
- 空気:窒素78%、その他22%。
- 呼吸法:肺78%、皮膚22%。
- 腸内環境:善玉菌78%、悪玉菌22%がベスト。
不思議ですね~。
有名な話:日本マクドナルド創業者 藤田田
78対22の話をするうえでとても有名なのがマクドナルド創業者の藤田田さんの話です。
藤田田さんはサンキューセット(390円)という商品を考え、販売を始めました。
このころは500円玉が普及し始めたタイミングで、サンキューセットを500円玉で購入するとおつりが110円となります。気づいた方もいるかもですが、390円と110円の比率が78対22となっているのです。
サンキューセットは1987年の新語・流行語大賞の大衆賞にも選ばれ、1日あたりの売り上げ記録も過去最高を記録した超ヒット商品になりました。
結論:1回目の満点は78点とし、残りの22点は今後改善していく。
繰り返しにはなりますが、結論としては次のとおりです。
1回目の満点は78点とし、残りの22点は今後改善していく。
この法則に則ると、目指せる合格点のMAXは78点であるということです。そして残りの22点の改善をいかに進めるかが大事ということです。
そもそも論:自分と相手の感覚は違う。
最後にそもそも論ですが、自分と相手の考えは違うものです。相手が1人であれば合わせることができるかもしれませんが、相手が1人だけなんてことはほとんどありえません。
多人数の人に合わせることなんてできませんから、目指す方が無理なはなしってことです。関連はこちら⇒人目を気にしなくなる考え方。
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今日は以上にしたいと思います。
これまでの話を踏まえ、目指すところ(ゴール)を見直してみるとよいかと。
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