システムエンジニアの私がおすすめする、最強のテキストエディタ「サクラエディタ」をご紹介。
プログラミングの現場でも利用されることの多いテキストエディタです。
いちいち手を煩わせていたような作業も、サクラエディタを使えば一発だったりします。
仕事効率を上げたいと考えている方、ぜひご覧ください。
サクラエディタで仕事効率アップさせよう。
ここでは、下記のような基礎編について解説していきます。
- サクラエディタとは。。
- ダウンロード、インストール。
- おすすめの設定。
それでは次から詳細に説明していきます。
サクラエディタとは。
サクラエディタとは、Windows専用のテキストエディタのことです。
冒頭でもお話しましたが、プログラミングの現場でも使用されている高機能のエディタになります。
キーワードの強調表示や、Grep、マクロの実行などが行えます。
これらの高機能がなんと、フリーソフトとして提供されているのです。
※とりあえず、Windowsユーザは入れておいて損はないと思います。(というか入れておいたほうがよいです!!)
ダウンロード、インストール。
では次にインストールの手順です。
下記のページより、実行ファイル(*.exeファイル)をダウンロードしましょう。
https://sakura-editor.github.io/download.html
下記の、最新版ダウンロード sakura_install2-2-0-1.exe というところをクリック。
そしてダウンロードしたら、実行ファイル(*.exeファイル)をダブルクリックしましょう。
すると、インストーラーが立ち上がります。
基本的にはずーっと、「次へ」でOK。
1点だけ、下記のような画面になった場合には、赤枠個所のチェックボックスをONにすることをお勧めします。
以降も、次へ、インストールと進んでいくことでOKです。
そうすると、インストール完了後にテキストファイルを右クリックすると、下記のように「SAKURAで開く」が登場します。
おすすめの設定。
次はおすすめの設定です。
といっても特にはないんですよね。
デフォルトの設定のままで、大抵の人は十分だと思います。
バリバリプログラミングをしてやろう!って人は別ですけど、その方向けの設定についてはまた後日にしたいと思います。
なので、デフォルト設定のままでいきましょう。
仕事効率をアップさせる使い方。
今回は基本編として、下記のことを解説していきます。
- ファイルのパス、ファイルを名を取得。
- Grep検索。
- 文字の重複の除去、ソート
- 矩形選択、文字の挿入。
他にもまだまだたくさんありますが、まずは主要なところということで。
ファイルのパス、ファイルを名を取得。
こちらは至って簡単。
下記のように、とあるフォルダに複数のファイルがあるとします。
これらのファイル3つを普通にコピーし、サクラエディタに貼り付けすると、
簡単にファイルのパス、ファイル名を文字列として取得することができます。
Grep検索。
サクラエディタでは、Grep検索も可能です。
一応ですが、Grep検索とは、
grepとは、テキストファイルから文字列を検索するプログラムの名称である。もともとは、UNIXのコマンドの一つであったが、MS-DOSやWindowsにも移植され用いられている。
です。
こちらの使い方も簡単です。
サクラエディタを開いた状態で、「Ctrl + G」を押下しましょう。すると下記のような窓が表示されます。
一番上の”条件”箇所に、検索したいキーワードを入力します。
そして、”フォルダ”箇所に、検索したいファイルが配置されているフォルダを指定します。
これだけでOKです。
用途としてはいろいろありますが、例えば、テキストファイルにメモ書きしたものがどこに保存したか分からなくなってしまった場合に重宝します。
“フォルダ”箇所に指定したフォルダのサブフォルダからも検索することができますので、極端な話使っているパソコンのcドライブすべてを検索することもできます。
文字のソート、重複の除去
下記のような文字があったとしましょう。
よく見ると順番がバラバラになっています。
順番に並べたいな、ってときに便利な機能があります。
並び変えたい範囲を選択(ここでは「Ctrl + a」で全選択)して「Alt + a」を押しましょう。
すると。。。
並び替えの完了です。
さらに、重複している文字列を除外したい場合には、「Alt + m」を押しましょう。
押すと。。。
見事に重複を除外できました。
矩形選択、文字の挿入。
これが個人的にサクラエディタで一番気に入っているところです。
例えば、下記のように人の名前が複数ならんでいたとします。
なんか、姓と名の間に空白入れたいなぁって思ったときに、すぐ入れることができるやり方があります。
矩形選択というものです。「Shift + F6」を押しましょう。
見た目はあまり変わりませんが、その状態で空白を入力したい箇所を選びます。
(「Shift + F6」を押した位置(1行目の田と太の間)から、矢印キーで4つ下、1つ右に移動させると下記のような状態になります。)
この状態で、スペースを入力すると。。。
簡単にスペースが入ります。
もちろん挿入だけでなく、選択した部分のみを削除することもできますよ。
さいごに
いかがでしたか?めちゃくちゃ便利ですよね。
他にもまだまだ便利な機能があるので、別の機会にご紹介したいと思います。
今日は以上です。