本記事では、上記のような疑問を解決します。
この記事の内容
- システムエンジニアが忙しい時期が分かる
- GWやお正月が休めるのかが分かる
この記事を書いている私は、システムエンジニア歴が10年を超えました。
これまでの経験を踏まえ、システムエンジニアの繁忙期について説明します。
システムエンジニアについて興味があって、気になる方はぜひご覧ください。
システムエンジニアの繁忙期はいつ【GW・正月は休めるの?】
結論ですが、システムエンジニアの繁忙期は決まっていません。
忙しい時もあれば、そうでない時もあります。
なぜなら、仕事の内容によって変わってくるからです。
次から具体的に説明していきます。
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システムエンジニアの仕事は大きくは2種類
システムエンジニアの仕事は大きくは2つに分類されます。
- 開発
- 運用・保守
上記のとおりです。
「開発」はその名のとおり、システムの開発のことをいいます。
一方で「運用・保守」とは、すでに動いているシステムを健全な状態となるように、システムの環境に異常がないかを監視したり、プログラムを改修し、システムがより良いものとなるように更新することをいいます。
「開発」なのか、「運用・保守」なのかによって繁忙期が決まってきます。
開発の場合
開発の場合は、特に繁忙期は決まっていません。
プロジェクトの状況が順調の場合には、繁忙期を迎えることなく終了することもあります。(かなり稀ですが)
しかし、本番リリース時期が近づくにつれ、遅れることが許されない状況となるため、忙しくなる可能性は高まります。
納品時期や、システムをリリースする時期は忙しくなる傾向にあります。
運用・保守の場合
運用・保守の場合は、担当しているシステムに依存します。そして、一般的には月末・月初が忙しくなることが多いです。
例えば、勤怠システムを例にお話しますと、勤怠システムの場合は毎月の月末に締め、翌月の頭に勤務時間のチェック、給与計算などがされます。
そのため、システム利用回数としては月初が特に多かったりします。
そして、システム利用量が多いと、その分問題が出る可能性も多くなります。
「システムの使い方がよくわからない」、「なんかエラーが出る」のような問い合わせや、今までたまたま発覚していなかったシステムの不備が見つかる場合などが多くなるからです。
なので、システムの利用量が多くなる時期が忙しくなり、そしてそれは月末・月初が多いです。
仕事内容次第だが、一般的には「運用・保守」の方が落ち着いている
「運用・保守」のほうが比較的落ち着いていることが多いです。
システムの稼働開始から数年が経っている場合には、システムの精度も高まってきますので、問題が出ることも少なくなるからです。
一方で「開発」の方は、繁忙期を読めない場合が多く、忙しい場合も多いです。
場合によっては、炎上プロジェクトに参画させられる場合もあるため、その場合は覚悟しておいたほうが良いかと思います。
GWや正月休みは取れるのか
大型連休をきちんと取得できるのか気になるところ。
実際のところはどうなのか、解説します。
配属されたプロジェクトに左右される
当たり前ですが、担当しているプロジェクトの状況に左右されてしまいます。
上手く行っていないプロジェクトであれば、休むことはできませんよね。
ただ、IT技術の進歩は速度が激しいため、開発で新しい技術を使うことになる場合も多々あります。そうなると「初めての経験」となる場合も多く、つまづいてしまうことも多くなります。
そうなると、忙しくなる場合も多くなってしまいます。
なので基本的には、システムエンジニアの仕事は忙しくなる場合が多いです。
けど、働き方に融通が効く場合が多い
システムエンジニアの仕事は、働き方に融通が効く場合が多いです。
例えば、未来にどうしても休みを取りたい日がある場合には、どこかの土・日曜を利用して仕事を進めておくこともできます。
基本的には、納期に間に合うように仕事ができれば良いので、子供の参観日に出席したい場合などは、それを見越して計画的に仕事を進めておくことで、希望の休暇を取得することができます。
※このあたりは、働いている会社の風土にもよりますが、ホワイト企業の場合には休みを取れる場合が多いです。
接客業ではないので、休みは取りやすい
システムエンジニアは、比較的休みも取りやすい職業になります。
なぜなら、リアルタイムに接客をするというわけではないからです。
納期を守ることができれば良いため、1日で仕事が2日分進んだ場合には、1日休んでも問題ないわけです。
また、次の日やまたその次の日に残業をすることで、遅れた部分を取り戻していけば良いです。
納期が迫っているときに休むと厳しいですが、開けた穴を後からリカバリーしやすい仕事だと思います。