本記事では、上記のような疑問を解決します。
この記事の内容
- システムエンジニアが覚えておくべき図表が分かる。
- 各図表がどんなときに有効なのか理解することができる。
本記事を書いている私は、システムエンジニア歴が10年を超えました。どちらかというと、試験でよく見る図表という感じですが、システムエンジニアは必ず通る試験に出ますので、覚えておいて損はなしです。
ぜひご覧ください。
システムエンジニアが覚えるべき図表
繰り返しになりますが、ここで登場する図表はどちらかというと試験で出てくる感じです。
ただ、会話の中でふと出てくる場合もあるので、しっかりと覚えておいたほうがよいでしょう。
レーダチャート
ゲームでよく出てくるような、正多角形で各データの大きさを表現したもの。クモの巣グラフともいいますね。
複数のパラメータの大きさを、ビジュアルで確認したい場合に有効です。
パレート図
要素の値が降順に並べられた棒グラフと、それらの累積の構成比を表す折れ線グラフを組み合わせたグラフのことです。
全体のうち、大きなウェイトを占めるものは何かを明確にしたいときに有効になります。
重要なことは何かを把握することができれば、効率よく物事を進めることができますよね。そのあたりは別途記事を書いていますので、気になる方はそちらもご覧ください。⇒効率よく仕事するコツ【効率よく成果が出せるパレートの法則】
特性要因図
特性と要因の関係を魚の骨のような形に線で結んで表現した図のことです。
特性(問題)に対する要因を、あらゆる角度から漏れなく洗い出したい場合に有効になります。
分布図
対になる関係のデータをx軸、y軸それぞれに対応させ、点でプロットした図のことです。
2つの項目の関係性を洗い出すための方法になります。これは比較的よく見るのではないでしょうか。
ヒストグラム
データを区間ごとに区切り、各区間ごとのばらつきを表現したグラフになります。
バラツキを確認したいときに有効です。
アローダイアグラム(PERT図)
作業タスクを「丸と矢印と所要時間」で表現した図です。
業務の流れや所要時間を図式化し、必要な工程と最短スケジュールを確認する際に有効です。
点線矢印は「ダミー作業」を表しています。なので所要時間は「0」です。