Macでファイル内の文字列を検索する方法【効率化】

  • 2019-02-03
  • 2020-01-30
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複数のファイルの中から、特定の文字列を検索したい場合ってありませんか。

この記事では、そんな場合に一回で検索する方法をご紹介します。

この記事の概要

  • 複数ファイルの中を一発で検索する方法とは
  • いろいろな検索方法パターンもコレで解決

一度知っておけば今後も活用間違いなし。

知っているか否かで大違いです。

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Macでファイル内の文字列を検索する方法【効率化】

検索する方法としてはざっくり2つ。

  • アプリケーションをインストールし、その検索機能を使う
  • Mac標準搭載のターミナルを利用し、grepコマンドの実行を行う

①のアプリケーションをインストールは、やはりアプリケーションによって可能な検索パターンも様々です。 今回は一般的な検索パターンを搭載している「Sublime Text」を紹介したいと思います。

Sublime Textを利用したファイル内検索

手元のPCにインストールされていない場合には、まずはインストールしてもらう必要があります。

インストールの手順などは、詳しい手順が記載されているページがネット上にたくさんありますので、そちらを確認いただければと思います。

インストールが完了したら、「検索 – ファイル内検索」を 選択します。

すると、次のような画面になりますので、検索文字列、検索したい場所の指定を行います。

各パラメタはそれぞれ次の通りです。

  • ①:正規表現で検索する or しない
  • ②:大文字と小文字を区別する or しない
  • ③:完全一致 or 部分一致
  • ④:検索に該当した行のみ表示させる or 該当した行の前後(3行)も表示させる
     ※前後の行数は指定できません。
  • ⑤:検索結果を新規タブとして表示させる or 画面下に検索結果欄として表示させる

アプリケーションをインストールするのは手間ですが、一度済ませてしまえば、後は楽チンだと思います。

ターミナルを利用したファイル内検索

こちらは、Sublime Textと異なり、検索条件や、検索場所を指定しコマンドベースで検索を行う必要があります。

コマンド?って聞くと抵抗がある方がいらっしゃるかもしれませんが、

おまじないと思ってもらえれば大丈夫です。(*´∀`*)

次に紹介するコマンドをターミナルに入力すればOK。

ターミナルの起動

ターミナル.appを開きます。

[Macintosh HD > アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル.app]

こんな画面です。↓

コマンドの入力

検索するパターンを色々と切り替えることができます。

色々と組み合わせることで、Sublime Textよりも高度な検索が可能となります。

これを覚えれば大丈夫のおまじない
おまじない:grep -r [検索文字列] [検索フォルダ]

指定したフォルダ配下をすべて検索
 例:grep -r あいう /Users/test

行の数のみ
 grep -rc あいう /Users/test

大文字小文字を区別しない
 grep -ri あいう /Users/test

一致した行の行番号を表示
 grep -rn あいう /Users/test

一致した行の前後3行も表示
 grep -r3 あいう /Users/test

これらのコマンドをターミナル画面の”$”の右側に入力すればOKです。

最後に:ファイル内の文字列を検索は、一度覚えれば簡単

最初だけアプリケーションをインストールしたり、コマンドなどのやりかたを覚えたりする必要がありますが、一度覚えてしまえば後は楽だと思います。

検索対象のファイルが増えれば増えるほど、効果はバツグンですよ!!!

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