FacebookのCEOのマーク・ザッカーバーグ氏のハーバード大卒業式スピーチをインプットしました。
要点を自分なりにアウトプットしてみます。
(原文が個人的には難しいものであったため、「簡単に言うとこういう話」として備忘として残しておこうかと。)
目的意識を持ち世界を変える。【ザッカーバーグの卒業式スピーチ】
話の最重要ポイントは、「目的意識」に置かれています。
これからの世代の人たちは何千もの仕事が自動化、AI等によって奪われていくことに対処しなければなりません。
私たちはそれ以上のことができるはずですが、より大きい目的意識がない時には困難なことになってしまいます。
そういう目的意識を作れるかどうかは、自分たち次第であり、それを実現することで皆が一緒になって強くなっていくことができるのです。
という話。
そして、誰もが目的意識を持つ世界を作るための3つの方法が紹介されています。
- 大きくて意味のあるプロジェクトに取り組む。
- 平等を再定義して誰もが目的を自由を持てるようにする。
- コミュニティーを作る。
次から具体的な内容へと続きます。
大きくて意味のあるプロジェクトに取り組む。
どんな成功者であっても、始めた時は何も知らない状態です。
アイディアはいきなり完成形ではできあがらないものです。
取り組むことによってだんだんクリアになっていきます。
だからまずは始めてみましょう。
しかし誤解のないようにしてください。
たとえ最後に正しいと言うことがわかったとしても、大きな目標に向かっている全ての人は狂人扱いされます。
複雑な課題に向かっている全ての人が、あなたはやっていることを完璧に理解できていないと責められます。
たとえ事前に全部分かっていることが全く不可能な場合であってもです。
先陣を切る全ての人が急ぎすぎだと非難されます。
いつだってもっとゆっくりさせたい人たちがいるからです。
僕らの社会ではミスを恐れるあまり、何もせずにいたら全てがダメになってしまうということから目を背け、結局大きなことに取り組まないで終わっています。
確かに何をやっていてもそれなりに問題は起きます。
だけれどもそうだからって始めることをやめるべきではないんです。
大きなことに取り組みましょう。
進歩を実現するためだけでなく多くの人の目的を作り出すためにも。
平等を再定義して誰もが目的を自由を持てるようにする。
両親世代のほとんどの人はキャリアを通して安定した仕事に就いていました。
しかし今はすべての人が起業家的です。
何かプロジェクトを発足する人も、外で役割を得ようとしている人でも。
僕らの起業家精神文化は、多くの進歩を作り出す方法そのものです。
様々なアイディアを試せる環境が企業文化の繁栄につながるのです。
Facebookは僕の最初のサービスではないんです。
僕はチャットシステム、ゲーム、学習ツール、音楽プレイヤーも作りました。
他の人達も似た状況にいます。
JKローリングはハリーポッターを出版するまでに12回も断られ続けました。
ビヨンセですら売れるまでに何百と曲を作ったのです。
偉大な成功は失敗する自由があることで生まれるのです。
誰しもがミスをします。
だからこそ僕らには塞ぎ込ませたり、非難したりするようなことのない社会が必要です。
そして、テクノロジーは変化し続けますので、私たちは生涯に渡って、継続的な学習に取り組むことが必要になるのです。
また、寄付をしましょう。
お金もそうですが、時間を寄付することもできます。
僕らの誰しもが誰かに手を差し伸べる時間を作れます。
さぁすべての人に自ら目的を自由を与えましょう。
そうすることが正しいからと言うだけではなく、そうすることでより多くの人が夢を叶え、素晴らしいものを生み出すことができたのなら、僕らの社会全体が良くなるからです。
コミュニティーを作る。
目的意識は仕事からのみ生み出されるものではありません。
世代交代とともに人類は私たちと認識する場を広げてきました。
私たちの世代が皆と言う時は、世界中の人々なのです。
より多くの人々が手を取り合い協力することで繁栄します。
これは人類の歴史が物語っています。
部族から都市、そして国家が、個人では成し得ないことを可能にしました。
気候変動問題やパンデミックに対してどんな国も一刻では対処できません。
今進歩するには都市や、国単位ではなくグローバルコミュニティーレベルでの協力関係も必要なのです。
しかし僕らは不安定な時代を生きています。
世界中にグローバリズムに取り残されたと感じている人たちがいます。
もし自分が暮らしているホームでの生活に不便を感じているなら他の場所の人たちの事まで考える事は難しいでしょう。
これが私たちの世代が直面している問題なのです。
今すぐローカルのコミュニティーを作りましょう。
目的意識と安定感を得られる人たちが十分いれば、心を開いて、皆を気遣うことができます。
そして、もっと多くの人をつなぐことができるかどうか、最大級の挑戦を達成できるかどうかは、あなたがコミュニティーを作り出し、誰もが目的意識を持つ世界を作り出すことができるかどうかにかかっています。
まとめ
スピーチの中で、好きなエピソードとして、ジョン・F・ケネディがNASAを訪れた際のエピソードを紹介しています。
ほうきを持っている清掃員の人ににケネディが何をしているのか訪ねたら、次のように答えたそうです。
「大統領、私は人類を月に送る手伝いをしているのです。」
とのこと。
目的をどこに置くかによって、より一層前に進める気がしませんか。
また1つ、なんか前向きになれたな。
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