「最近、なんだか調子がパッとしないな……」「調子が悪いわけではないんだけど、なんとなくうまく頭が回らない」
こういった悩みを抱えてはいませんか?
もしかしたら、それは自律神経の乱れから来ているかもしれません。
実は、日本人の多くが、自律神経が乱れやすい生活をしているのです。
今回は、自律神経の整え方について紹介します。これを読んで自律神経の整え方を知り、仕事の効率アップを目指しましょう。
メンタルを整える
自律神経を整えるためにまず重要なこととして、メンタルを整えることがあります。
メンタルが乱れてしまうと、自律神経の乱れにつながってしまうからです。
では、一体何をすればいいのでしょうか?
まず、週に一回でいいので、感動の涙を流すことが大切です。
方法は「感動の涙を流せるもの」ならなんでも構いません。
これをすることによって、カタルシス効果と言われる「涙を流してスッキリする効果」が得られるのです。
次に、「ぼっち」になるのを避けましょう。
「ぼっち」は喫煙と同じくらい体に悪く、当然のように自律神経にも悪影響を及ぼします。
また、どうしてもメンタルが不安定になりがちな人は、メンタルが不安定にならない思考法をしてみるのもいいでしょう。
メンタルが不安定にならない思考法のやり方を、以下で紹介します。
メンタルが不安定にならないための思考法1
1つ目は、自分の考え方の癖を見直すことです。
例えば、「ついついネガティブに考えてしまう」など、自分の考え方で悪いと思う癖があれば、それについて見直します。自分と向き合うのは辛いかもしれませんが、辛抱して向き合ってください。
メンタルが不安定にならないための思考法2
2つ目は、自分を過大評価しないことです。これは、悪いことをつい人のせいにしてしまう人ほど意識してほしい内容です。とにかく「事実」だけをフラットに見るよう努めてください。
メンタルが不安定にならないための思考法3
3つ目は、相手に正しく期待することです。人間関係が思うようにいかなくて悩む人は多いと思います。ですが、その相手は自分とは別の生命体なのです。相手と分かり合える時期が来るのを待ちましょう。
他にも「不安を行動力に変える」「辛いときはその場から逃げる」などが有効です。どのような対策を取るにしても、まずは自分のメンタルの状態を見て、何をすべきかを判断しましょう。
食事が人間の体を作る
自律神経を整えるのには、食事の存在も一役買っています。
食事の成分が自律神経を整えることはもちろん、食事のタイミング自体が自律神経を司っていることもあるからです。
まず、基本の基本として大事なことは、朝食を取ることです。
これは方々で言われすぎて聞き飽きたという方も多いかもしれません。でも、それくらい大事なことなのです。
朝食は活動と休息の規則正しいリズムを作ってくれます。忙しくても朝食は食べるようにしましょう。
また、自律神経を整えてくれる栄養素・成分を摂ることも効果的です。
オススメは、セロトニン分泌を促す食べ物です。トリプトファンを含む大豆製品、炭水化物を含む白米などがこれに当たります。
中でもオススメな食べ物はバナナです。炭水化物たっぷりの果物でありながら、トリプトファンを豊富に含むので、セロトニン分泌をガンガン促してくれます。
加えて、夕食のタイミングも大事です。夕食は、寝る3時間前までに済ませるようにしましょう。ただし、寝る前の水分補給はOK、むしろ水分補給をした方がいいです。
食事は人間の体を作ります。それは自律神経についても同じことが言えるのです。食事の栄養素、摂るタイミングなどに気を配ることで、自律神経を整えることができるのです。
適度な運動が必要
運動をすることも、自律神経を整えるために重要です。
日中にしっかりと運動をすることによって、自律神経が正常に働くようになるのです。では、どのように運動していけばいいのでしょうか?
基本的には、普通に運動ができていればそれで構いません。
しかし、運動の習慣がない場合は、日常生活に運動を取り入れるようにしましょう。
例えば、あえて床を雑巾掛けすることで運動する、などです。
また、運動の中でいつでもどこでもできてオススメなものに、スクワットがあります。
スクワットは仕事の合間でも、何かをしながらでも、どんな時でもできます。
日常生活にスクワットを取り入れれば、運動の時間をしっかり取らなくても、運動ができます。
運動はまとまった時間が必要と思われがちなので、敬遠されることが多い習慣です。
しかし、運動をしっかりすることによって、自律神経が整ってくるのです。嫌がらずに運動をすることをオススメします。
睡眠は自律神経を整えるための「柱」
自律神経を整えるためには、睡眠が一番といっていいほど重要です。
質の良い睡眠を取ることはもちろん、睡眠のリズムを崩さないことも、自律神経を整える上で大切なことになってきます。
質の良い睡眠を取るためには、睡眠時間から1日のスケジュールを組み立て、睡眠を他のスケジュールが邪魔しないようにする必要があります。
また、睡眠のリズムを狂わせないために、休日も平日と同じ時間に起きることを意識しましょう。
質の良い睡眠を取るための環境づくりも大事です。
自分に合う寝具を使ったり、ゆったりとしたインストをかけたりして、眠気を誘いましょう。
また、寝る前のスマホは、脳を興奮状態にして眠りを妨げてしまうため、絶対NGです。
睡眠は、整った自律神経のための「柱」です。
自律神経を整える良い睡眠をするために、徹底的に環境や時間にこだわりを持ちましょう。
瞑想で雑念を消す
自律神経を整える取り組みとして、近年注目されているのが、瞑想です。
瞑想の仕方にはいろいろありますが、ここでは最もポピュラーな瞑想方法を紹介します。
やり方は非常にシンプルで、上半身を脱力状態にして、背筋を伸ばして真っ直ぐ座る、ただそれだけです。
瞑想中は「浮かんだ雑念を手放すイメージ」で行います。
この瞑想のメリットは、いつでも短時間でストレスが軽減できるところです。
また、瞑想をすることでセロトニンが分泌されるので、幸福感が得られるというのも、大きなメリットです。
瞑想は、慣れるまでが難しいと言います。
しかし、慣れてしまえば手っ取り早く自律神経を整えられる最高のツールとして進化を遂げます。
ぜひ習慣にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
自律神経を整えるために意識すべきことは、以下の通りです。
- メンタル
- 食事
- 運動
- 睡眠
- 瞑想
自律神経は、人間の行動全てに影響を与えます。
なので、自律神経が整っていないと、調子がパッとしなかったり、なんとなく集中力が無くなったりするのです。
そして、前述の通り、自律神経を整えるためには、様々な日常生活の場面で、行動を改善したり、整えたりする必要があります。
それは、人によっては慣れている習慣を手放すことになり、とてつもなく大変なことでしょう。
しかし、実際に生活習慣を改めてみると、驚くほど調子がよくなったり、集中力が増したりして、びっくりするはずです。
日常生活はこれほどにも自律神経に影響を与えているのです。
あなたがもしなんとも言えない不調を抱えているのなら、もしくは仕事の効率を上げたいと感じているのなら、ぜひ一度、自律神経を整える取り組みを始めてみると良いかもです。あなた自身がびっくりするような結果が待っているかもしれません。
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