この記事の内容
- システムエンジニアにはブラインドタッチが必要なのか?
- ブラインドタッチ以外にも必要なことはどんなことなのか?
この記事を書いている私は、システムエンジニア歴が10年を超えました。
私のこれまでの経験をもとに、今回はブラインドタッチが必須になるのかについて解説していきます。
これからシステムエンジニアを目指していて気になる方は、ぜひご覧ください。
システムエンジニアにブラインドタッチは必須なの?【現役SEが解説】
さっそく結論ですが、システムエンジニアにブラインドタッチは必須ではなりません。
なぜなら、ブラインドタッチができるからといって、有利になるわけではないからです。
システムエンジニアはいろんなスキルが必要
システムエンジニアはいろんなスキルが求められます。
設計書を書いたり、読み解いたり、プログラムを書いたり読んだり、そして、進捗の管理や人の管理、お客さんとの調整など、さまざまな仕事をこなす必要があります。
そしてその仕事には必ずパソコンが必要になり、タイピングを行う必要があります。
ですが、タイピングの速さはそこまで仕事に影響が出ません。
確かに毎日のように、毎回のようにパソコンを使うわけですが、タイピングの速さというものは僅かなものです。
それよりも、物事の理解が速い、文章作成が速い、その他諸々が速い・・・など、より差の出る部分があるため、ブラインドタッチが必須になるというわけではありません。
必須ではないが、ブラインドタッチできない人は少ない
私がこれまで見てきた仕事仲間の中で、ブラインドタッチができない人は少ないです。
たまにブラインドタッチができない人を見かけますが、その人の場合でも一々手元を見るわけではなく、特定のキーを押す場合にのみ手元を見ているような感じです。
また、「できる人」というものは、結局のところはブラインドタッチができます。どちらかというと「できない人」のほうがブラインドタッチができないように思います。
できる人は、ショートカットキーも活用する
「できる人」の場合には、ブラインドタッチに加え、ショートカットキーも活用しています。
インターネットを開くときや、新しいタブを開く/閉じる、メールを新規作成する、スケジュールを確認するなど、マウスを使うことなどせず、キーボードのショートカットキーで完結させてしまいます。
そして「できない人」の場合には、ブラインドタッチもできませんが、ショートカットキーも知らないですね。
スミマセン、だいぶ偉そうに語りましたが、実際にそんな感じです。
ブラインドタッチは練習あるのみ
私自身はブラインドタッチはほぼ完璧にできます。なぜなら、練習したからです。
しかも、楽しんで練習することができました。
私の場合、パソコンに本格的に触れだしたのは大学からでした。
それまでは家にはあったものの、特に文章を入力するわけではなく、インターネットでちょっとした調べ物をする程度でした。
大学になると、パソコンを使った授業や、レポートの提出があったりするので、必然とパソコンを使う機会が増えます。
そして、私の周りでは「タイピングゲーム」が流行りはじめ、そこでみんなとスピードを競い合いながら勝手に覚えていったという感じです。
もちろん初めは上手くいきませんが、練習を重ねることで徐々に上達し、最終的にはブラインドタッチができるようになりました。
何事も「練習あるのみ」ですね。
ブラインドタッチと合わせて必要なこと
これからシステムエンジニアを目指す人は、ブラインドタッチ加え大切なことを覚えておくと良いです。
仕事中に「楽をすること」が大切です。
次から具体的に説明していきます。
一度経験したことはしっかりと覚える
システムエンジニアはいろいろな事を覚える必要があります。
なので、一度経験したことは、次には問題なくできるようになっていなければなりません。
この部分については「仕事をする人」の本質になりますので、システムエンジニアに限った話でありませんね。
二回目も三回目も同じように悩み考えないといけない状態のままだと、ただ無駄に時間を使ってしまうだけです。
システムエンジニアは、進化するIT技術についていかなければなりません。
一度経験したことに時間を使っている場合ではないのです。
いいやり方はないかな、と考える
いろいろな作業をするなかで、いかに効率よくできるかということを考える必要があります。
例えば、数字の集計をする際に、いちいち電卓で計算などはやってられません。(そんな人はいないと思いますが、大げさに言いました。)
Excelの関数を利用することで、いろいろな計算をすることができます。
例えば、月ごとの合計や、プロジェクトごとの合計、人ごとの合計など、Excel関数を使うことで、さまざまな集計にも対応することができます。
このような作業をすることで、「どうすれば簡単にできるのかな。」と考えることが重要です。
効率よく行うことで他のことに時間をまわすことができます。最終確認の作業に時間をあて、品質も高めることができるようになりますね。
効率化することの「癖」を身につけると良いです。
無駄を排除する
無駄なことを排除することもとても重要なことです。
例えば、なんのためにやっているのかよく分からない昔からのルールなど、あったりしますよね。
そのルールの目的をきちんと考え直し、廃止しても問題ないのであればいっそのことやめてしまいましょう。
「無駄なこと」については、別の記事でも書いていますので、気になる方はぜひご覧ください。
今回のまとめ
今回のまとめです。
ブラインドタッチは必須ではないものの、システムエンジニアの大半はブラインドタッチができています。
そして、「できる人」ほど手が速いです。
また、ブラインドタッチだけではなく、「いかに楽をするか」を考え行動することが、システムエンジニアには大切になってきます。
システムエンジニアを目指している人は、あせらず1つずつチャレンジしてみてください。