会社で生き抜くために覚えておくべきこと5選【周りの人間を攻略法せよ】

あなたは出世したいですか?

この記事を見ているということは、少なからず興味があるということだと思います。

本記事では、出世をしていくために覚えておかなければならないことを紹介します。これを読んで実践し、出世の波に乗りましょう。

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1.観察眼を身につける

出世するために必要なことの1つ目は、観察眼を身につけることです。

これは、仕事においても重要な「信頼」を身につけると同時に、派閥争いの潮流を読むためにも必要です。

人と人とが関わりあう世の中、そして仕事で重要なのは「信頼」です。

特に、役職が上に行けば行くほど、「何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」という文脈の世界に突入します。そういった信頼を身につけるために、とりわけ上司を観察する能力が必要なのです。

また、できるビジネスパーソンは、キーパーソンに食い込みながらも、別の派閥やライバルの人ともうまく距離をとっています。

これは、派閥争いの潮流によって、自分の派閥を変えるためです。こういったバランス感覚を存分に活かすためにも、観察眼は非常に重要なのです。

ビジネスの世界では、こういったある種理不尽で、いやらしい世界が普通に存在します。

でも、私たちは、そういった世界で生き残っていかなければなりません。

そのために、観察眼を身につけ、上司の信頼の得方や、派閥争いの潮流を見極める必要があるのです。

2.根回しの順番に気を付ける

出世するために必要なことの2つ目は、根回しの順番に気を付けることです。

「根回しなんて、またいやらしいことを言うな……」と思われる方もいるかもしれませんが、根回しも会社では重要なことです。

根回しとは、前もって意見をヒアリングすることです。

実現したいことがあるなら、反対の意見を把握し、その論拠を理解し、それに対する反論を用意しておく必要があります。いわば、根回しは自分が実現したいことを実現するための準備の一つなのです。

その根回しですが、順番に気を付ける必要があります。

基本的な順番は、「他人の意見を気にせずに、自分の頭だけで判断を下したり意見を言う人」ほど先に、「他人の意見を気にする人」ほど後回しにする方がいいです。

なぜかというと、その方が反対意見の取りこぼしがないからです。「他人の意見を気にする人」からのヒアリングを先にしてしまうと、その後、その人が別の人の意見によって立場を変えた場合の反対意見を収集できなくなります。これは、根回しにとって致命的です。

自分が全ての反対意見に対して反論を用意するためにも、周囲の意見に関係なく反対なら反対というような人から優先的にヒアリングするのです。

根回しは、確かに響きがいやらしいですが、会社で実現したいことがあるなら必要なことです。

反対意見の取りこぼしがないように、根回しの順番には徹底的に気を配りましょう。

3.決裁者は誰かを把握する

出世するために必要なことの3つ目は、決裁者は誰かを把握することです。

決裁者は、自分の提案を判断ひとつで生かすことも殺すこともできます。なので、決裁者が誰かを把握し、自分の提案が殺されないように全力を尽くす必要があるのです。

決裁とは、自分の提案したことに対して成否を下される場であると同時に、決裁をもらう過程はある種説得ゲームのような性質を持っています。

ウラを返せば決裁権のある人全てを説得し、OKをもらえる状態にしておけば、安泰というわけです。

では、どのようにそのような状態を作り出すのかというと、反対されないために裏で動くのです。

それこそ、前述の根回しと同様のやり方です。

少し姑息だと感じるかもしれませんが、これも大人の仕事であると割り切ってください。

決裁者は、あなたに対して非常に強力な権力を持っています。

その権力に潰されないためにも裏で動いて、決裁者から常にOKをもらえるポジションを確保しておく。これも重要な出世のコツの一つです。

4.他人のメンツを潰さない

出世するために必要なことの4つ目は、他人のメンツを潰さないことです。

特にやってはいけないのが、いきなり上層部に話を通すこと。

これは、現場、窓口、中間管理職など多くの人のメンツをもろもろまるっと潰してしまう行為だからです。

これが大切な理由はすごくシンプルです。

メンツを潰されると、その人が嫌な思いをするからです。自分がメンツを潰された立場になって考えてみてください。表面上は理不尽にメンツを潰されてもニコニコとしているはずですが、内心は快く思わないはずです。

「どうして自分たちを通さず上層部に話を通したのか」「直接自分たちを通してくれればこんな理不尽な思いはしなくて済んだのに」などなど、様々な考えが頭を巡り、メンツを潰した相手を許せなくなるのではないでしょうか?

こうなると、その相手とうまく仕事をすることは難しいですよね。

ちなみに、特におじさんのメンツは潰してはいけません。

おじさんの成分の大半はメンツだからです。

もしおじさんのメンツを潰してしまった場合、その他の人のメンツを潰した場合以上に悲惨な結果が待っていることを覚悟しておきましょう。

嫌な思いをさせられた人と割り切って仕事ができるほど、人間は利口にできていません。

なので、相手に嫌な思いをさせないためにも、相手のメンツは絶対に潰さないようにしましょう。

5.「感じのいい人」になる

出世するために必要なことの5つ目は、「感じのいい人」になることです。

これはとってもシンプルで、「礼儀をしっかりする」「されて嫌な態度はしない」「服装を整える」など基本的なことを行うだけで、自ずと達成されます。

では、なぜ「感じのいい人」になる必要があるのでしょうか?それは、いつ立場が入れ替わるかわからないからです。

日本の年功序列は、もはや神話と化してきています。

今の時代、実力があればどんどん上へ行けるし、なければどんどん追い抜かされていきます。

なので、文字通りいつ役職が入れ替わって立場が入れ替わるかわからないのです。

部下と自分の立場が入れ替わった場合を想像してみてください。

もし部下がその元上司に虐められていたとしたら、元部下はどういう行動を取るでしょうか。もしかしたらその元上司をいじめるかもしれません。いじめなくとも、元部下は元上司に対していい思いはさせたくないでしょう。

現実問題として、例のようなことが起こりうるのが、年功序列がない現代なのです。

だから、いかに嫌われないかどうかを考えて、行動することが、自分の身を守ることにつながるのです。

まとめ

今回紹介した、出世するためのコツは以下の通りです。

  • 観察眼を身につける
  • 根回しの順番に気を付ける
  • 決裁者は誰かを把握する
  • 他人のメンツを潰さない
  • 「感じのいい人」になる

社内で出世していくには、色々と配慮が必要だったり、裏で動く必要があったりして、いやらしく面倒なものです。

しかし、ビジネスパーソンとして会社に属している以上、避けては通れない必修科目のようなものです。

社内でやりたいことを実現し、出世をするためには、こうした配慮ポイントを熟知する必要があります。

面倒だと感じるかもしれませんが、やり切ってみてください。なぜならそこには、自分が実現したいことが待っているのですから。

 

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