WordPressのテーマにはいろいろなものがありますよね。無料のものもあれば、有料のもの、日本製、海外製、ほんといろいろです。
有料のものを購入する場合には、失敗は絶対に避けたいところですよね。安くもないし大体安いやつでも5,000円からとかですからね。
曲がりなりにも、私がこれまでに見てきたテーマを振り返り、WordPressのテーマを購入する上で、考慮したほうが良い点をまとめてみました。
初めてWordPressのテーマを探している方には必見です!!
WordPressテーマの選び方
今回のお話は大きく次の2点からお話していこうと思います。
- 重視したほうが良い点。
- テーマによってはこんな機能があるよ。
この2つから構成される、各ポイントを押さえることで購入時に後悔することは激減すると思います。
(あんまりいいことではないと思いますが、)いろいろなテーマを見てきた私が言うので、間違いないです!!(笑)
テーマの選び方:重視したほうが良い点。
まずはブログをやっていく上で、最重要事項である「続けること」にポイントをおいたときに、選ぶべきテーマの内容をまとめました。
ここで挙げる項目は、決して妥協してはダメな項目になります。ぜーったいに公開することになりますよ。
見た目が自分の好みであること。
これは最も大切なことだと思っています。
なぜならば、自分の好きな見た目でないと、ブログが楽しくないからです。
好きな見た目だったら、カスタマイズを加えるなどしてより一層良いものを作り上げることができるようになります。
好きじゃないと続きませんからね。
そのテーマについて、ある程度ネット上に情報があること。
こちらも案外大切です。
なぜならば、「こんな風に見た目を変更したい!」って思った時に、自分の思い通りに変更を入れることは容易ではないからです。
そんな時には、ネットから情報を探すことになるわけですが、あまり利用されていないテーマの場合には、情報自体出回っていません。
そうなるとカスタマイズ自分の思うように行かなくなり、妥協した見た目のブログになってしまいます。最悪の結果、自分のブログが好きじゃなくなり、やめてしまうことに繋がりかねません。
なのである程度有名どころのテーマを選択することが良いと思います。
海外のテンプレートの場合、なおさら情報が少ないためカスタマイズする際には、心して望む必要があります。
そもそも海外のテンプレートの場合は、日本仕様ではないため、日本人が見ると違和感を感じる表記・見た目の部分もありますので、どうしてもという場合でない限りは、使わないほうがよいでしょう。
今後、更にテンプレートを変更したくなることも考慮する。
人は好みがその時々によって変わるものです。今「このテンプレートだ!」って思っていたとしても1年後はまた別のテンプレートが良く見えたりするものです。
テーマを変更するということは、いくつかの手修正が必要になることを頭に入れておく必要があります。
どのような手修正が必要なのかと言うと、次のようなことがあります。
- いままで使っていたショートコードが使えない。
- 使えないプラグインが発生する場合がある。
ウィジェットや、cssファイルがリセットされることなどもありますが、1番の問題点としては上記2つになります。
いままで使っていたショートコードが使えない。
こちらについての具体的な例を挙げてみます。
例えば、私が使用しているテーマには、「吹き出し」を実現するショートコードが標準装備されています。
こちらを何も考えずにたくさん使用すると、次にテーマを変更しようとすると大変になるってわけです。
なぜならば、ショートコードは各テーマ毎に用意された独自の命令文になりますので、ショートコードの書き方はテーマによって全く違うものになるためです。
テーマAでは吹き出しを実現するショートコード「[FUKIDASHI]」であっても、別のテーマBの場合にはただの[FUKIDASHI]という文字になってしまうというわけです。
[chat face=”nanapapa3.svg” name=”nanapapa” align=”left” border=”gray” bg=”none”]知らずに量産してしまうと、後々変更したくなったときがめちゃくちゃ大変です。[/chat]使えないプラグインが発生する場合がある。
これは意外と盲点かもしれません。テーマによっては相性の合わないプラグインが存在します。
理由はいろいろとありますので、一概には言えませんが、たくさんあるテーマの全てに問題なくマッチするプラグインを作るほうがムリな話って感じですよね。
なので、有料のテーマの購入を検討している場合には、販売ページを良く見て相性の悪いプラグインの記載がないかの確認を十分にしておくとよいでしょう。
大活躍してたプラグインが使えなくなると、それに伴ってたくさんの記事の手直しが必要になってしまうと余計な時間をとられてしまいますからね。
テーマの選び方:こんな機能があると便利だよ。
今まで複数のテーマを使ってきて、「次はここに注目してテーマを選ぼう!」と思っている点についてご紹介したいと思います。
次に出てくるポイントに対応しているテーマを選ぶと、いいことがいっぱいです。
便利な機能は次のとおり。
- 複数のサイトで使用が可能か。
- 記事更新(保存)速度は遅くないか。
- タイトルを入力すると、タイトルの文字数は出るか。
- アップデート頻度はどれぐらいか。
- ウェブフォントの使用ができるか。
- 広告をまとめて管理できるか。(一元管理できるか。)
- ショートコードは何があるか。
- SEO対策はされているか。
- CTA機能が使えるか。
- AMPに対応しているか。
複数のサイトで使用が可能か。
案外盲点かと思います。
せっかく購入したテーマですが、1つのサイトにしか使用ができないって話です。
もし、3つのサイトを立ち上げ、全てのサイトにテーマを適用しようと考えたときには、同じテーマを3回購入しなければなりません。
こちらは、各テーマごとに決まっているので、必ずしも全部がそうではないです。複数サイトに適用OKのテーマもありますので、購入前によーく見てみてください。
記事更新(保存)速度は遅くないか。
テーマによっては、記事を編集し、保存したときになかなか保存が完了しない場合があったりします。
決してインターネット環境が悪いわけではないんですが、処理が重いんです。
もちろん、その時に使用しているプラグインの影響も大きいところですが、そのプラグインを使わないといけない→テーマでカバーしてよ、って考えからテーマのせいにしています。(笑)
実際に別のテーマに変更すると、それだけで問題解消しましたので、やはりテーマが悪い場合があると思うんですよね。
タイトルを入力すると、タイトルの文字数は出るか。
なんだそれだけ!?って思う方もいるかもしれませんが、案外便利なんです。
そもそもなぜ文字数を出したいかって、ピンときますでしょうか。
Googleなどで検索すると、当たり前ですが、検索結果が表示されますよね。
この検索結果は各ページのタイトルになっています。
この検索結果の表示は32文字以内にしておけば、全てキレイに表示されます。(Googleの仕様が変わる可能性はあり。)
なので、タイトルの文字数は気にしたいところなのです。
アップデート頻度はどれぐらいか。
全然アップデートがされないテーマなんかもあります。
それすなわち、完成形という見方もできますが、これからも技術は進歩していきます。
また新しいより良い技術が出てきたときに、そのままなのか?という疑問が残ってしまいます。
過去のアップデート履歴を見た上で、判断したほうがよいでしょう。
ウェブフォントの使用ができるか。
こちらは私のこだわりポイントの1つになります。
ウェブフォントとは、
WebフォントはWWWのコンテンツ側がフォントデータを持ち、コンテンツ側から提供されるフォントデータに従って、Webブラウザなどの可視化(レンダリング)をともなうクライアントが文字表示を行うシステムおよびそのフォントである。
引用:wiki
です。
私のこのページも(今のところは?)Webフォントを使用しています。 他と若干の差別化ができるかなと。
広告をまとめて管理できるか。(一元管理できるか。)
これは使ってみると超便利って感じでした。
イメージとしてどんなものかといいますと、広告を貼れる場所が複数箇所用意されていて、貼りたい箇所にのみ広告コードを設定すれば項目が表示されるって仕組みです。
広告を貼りたい場所(貼るべき場所)っていうのは大体決まっていますから、貼れる場所が事前に用意されていている(事前に決まっている)ことは非常にやりやすかったりもします。
やはり何よりも、そこを見ればどの場所に広告を設定しているのかがひと目で分かることがウレシイです。
ショートコードは何があるか。
こちらは私はあまり重要視はしていませんが、事前に見ておく分には全然良いかと思います。
ショートコードは何者かといいますと、記事作成をサポートする「魔法のおまじない」と考えてもらってよいかと思います。
ショートコードを入力することで、記事の目次を挿入してくれたり、吹き出しや、枠を入れたりといろいろなことができます。
ショートコードの種類が少ないと、いろいろとこだわった記事作成が難しくなります。
もちろんショートコードに頼らず、htmlやcssを自分でプログラミングすることで同等のことができます。 でも時間がかかっちゃいますよね。
SEO対策はされているか。
これは最重要事項と考えて良いですが、最近のテーマはどれも対策されていますのでそこまで気にする必要はないかと思います。
目に見えるところでは、パンくずリストや、検索エンジンから検索されたときのページ概要欄に表示する文言の指定などがあります。
CTA機能が使えるか。
これはまだ私は使っていないのですが、CTA機能も対応しているとよいです。
CTA(Call to Action)とは、ページの訪問者に行動を起こさせるための仕組みのものをいいます。
仕組みと言っても簡単な話で、よく見かけるのは、ベージの最下部ぐらいに商品の紹介があり、”気になる方はクリック!”みたいなボタンがあったりするやつです。
CTA機能に対応していると、そういったものを簡単に作れるってわけです。こちらも別に対応していなくてもhtml、cssをプログラムニングすることで実現は可能となります。
AMPに対応しているか。
AMPとは、
AMP(Accelerated Mobile Pages)とはGoogleとTwitterで共同開発されている、モバイル端末でウェブページを高速表示するためのプロジェクト、またはそのためのフレームワーク(AMP HTML)のことです。
引用:seohacks
です。
簡単にいうと、「ページの表示速度が速くなることで(しかもかなり)、ユーザビリティの向上につながる」というわけです。
今はまだ、AMPに対応していないページのほうが世の中には多いですが、ゆくゆくはAMPにシフトされていくのではないかと考えてしまいます。
Googleはもちろん利用者(検索をする人)のことを考えてサービスを提供しますので、検索をする人のことを考えて、表示が速いAMPを導入したページのほうが検索結果の上位に出てくると思うんですよね。
そんなときにテーマがAMPに対応していないと、どこかのタイミングでテーマ変更しないといけなくなりますからね。それならば最初からAMP対応のテーマのほうが良さそうです。
ただし、AMP対応にすると、JavaScriptが動かない部分があったりして、できないことも出てきてしまうんですがね。
最後に:WordPressテーマの選び方
ちょっと長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
なんせ無料のものも含めると、テーマは大量に世の中に出回っていますからほんとテーマ選びには悩みます。
ぜひ自分の好きなテーマを見つけて、サイト構築を楽しみましょう!!